さらば・森田が熱唱で魅せる!
そして後半戦の歌コーナー。ここからミュージシャンのワタナベシュウヘイさん、カザマタカフミさんが、ギターを持ってステージに登場。彼らの演奏をバックに、芸人たちが自慢のノドを披露します。
1曲目は、つんくに扮したバイク川崎バイクが歌うシャ乱Qの『ズルい女』。見た目も「30年前のつんく」で、裏声を活かした歌いっぷりに会場がひとつになりました。

続いては、さらば青春の光。かつて、森田の同級生が組んでいたアマチュアバンド「チュロス」の『Take it easy』をコンビで熱唱。この曲は、森田がラジオやYouTubeチャンネルで紹介するほどのお気に入りで、森田は自身のカバーを配信リリースしているほど。
さらばの2人が歌っていると、バイク川崎バイクの“偽つんく”と純が加わり、さらに観客も拳を突き上げていました。
そしてお次は、佐久間一行の別名義、日谷ヒロノリ。どこか懐かしいアニメソング風の曲と、過剰なまでの“決めポーズ”が炸裂する独創的な振り付けで『CHNGE』と『JIWA JIWA POWER』の2曲を披露しました。
最後は純のオリジナルソング『イキった村上』。スローなロックナンバーが会場に響きわたります。感情を込め歌い上げる純。そして観客も本当のライブさながらに両手を振って応え、マルホンまきあーとテラスは暖かな空気に包まれました。
「また来年もやっていいですか?」
最後はステージに全員集合。そしてアンコールでは、カザマタカフミさんがこのライブのために書き下ろした『俺は天才』をみんなで歌い、観客と記念撮影もして、2時間を超えるライブは終了しました。
2019年から純が準備してきたこの大イベント。仲間たちの笑いと音楽、純の石巻への熱い思いが幾重にも混ざり合い、唯一無二、そして最高に“厨二”な文化祭でした。そして、終演直前に純が口にした「また来年もやってもいいですか?」という問いに、客席から大きな拍手が送られました。
「石巻厨二学校文化祭」は、また来年もあるかもしれません。純は、これからも石巻のために走り続けます。