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遠藤綾×内田雄馬が語る、ポジティブな言葉の力「夢子みたいに生きれたら、どんなに幸せか」<デブとラブと過ちと!>

遠藤綾×内田雄馬が語る、ポジティブな言葉の力「夢子みたいに生きれたら、どんなに幸せか」<デブとラブと過ちと!>

TVアニメ「デブとラブと過ちと!」で声優を務める遠藤綾、内田雄馬にインタビューを実施
TVアニメ「デブとラブと過ちと!」で声優を務める遠藤綾、内田雄馬にインタビューを実施 / 撮影=山田健史

電子書籍サイト・コミックシーモアで累計1億2800万DLを突破した、ままかりによる大人気漫画「デブとラブと過ちと!」が、10月より待望のTVアニメ化(毎週月曜夜11:00-11:30/TOKYO MXほか)。コンプレックスの塊だったOL・幸田夢子が、ある事故をきっかけに記憶を失い、超ポジティブなヒロインに生まれ変わる痛快オフィスラブコメディだ。今回は、主人公の幸田夢子を演じる遠藤綾と、彼女が思いを寄せる副社長・結城圭介を演じる内田雄馬の対談インタビューをお届け。作品の魅力からそれぞれの役作り、そして意外な新人時代の苦労まで、たっぷりと語ってもらった。

■太陽のような夢子の存在は、ラブコメだけじゃない魅力

――原作を読まれた際の、作品に対する第一印象からお聞かせください。

遠藤 最初はラブコメかなと思って読み始めたのですが、読み進めると「え、どういう話?」っていうような急展開もあって驚きました。ただ、そんなサスペンス要素もありつつも、個人的には社内で企画を通すために奮闘するみんなの姿がすごく楽しくて、新鮮でした。何よりも、記憶喪失になった夢子ちゃんの発言が、周りの人の気持ちまで変えてしまうほどのパワーを持っていて。彼女のポジティブなエネルギーが前面に押し出された、明るくて快活なお話だなと感じました。

内田 すごくポップで可愛い絵柄で、まずはそれに惹かれました。夢子はもちろん、登場人物たちがとても生き生きと描かれていますよね。その反面、社会の中で気を使いすぎたり、周囲の目を気にしすぎたりするような、かなり深い部分もしっかり描いている。だからこそ、夢子のポジティブな言葉が支えになったり、背中を押してくれたりするんですよね。とにかく、読んでいて夢子が“太陽”のように感じられる物語だなと思いました。

――まさにお二人がおっしゃる通り、夢子のキャラクターが物語を牽引していますよね。遠藤さんご自身は、夢子と似ている部分、共感できる部分はありましたか?

遠藤 う〜ん、「似ていたいな」っていう感じですね。夢子みたいに生きれたらどんなに幸せかなって思うので。どんなに嫌なことを言われても良い方向に変換できる能力って、それこそ記憶喪失にでもならない限り、なかなか備わらないですよね(笑)。

――まさに無敵ですよね。

遠藤 本当に(笑)。私自身、いつだってポジティブでいたいなっていう気持ちはあるんですけど、夢子ほどにはなかなか。……自分ではちょっとわからないので、むしろ内田さんに私と夢子の共通点を教えてほしいくらい(笑)。

内田 遠藤さんって、お話していて本当に気持ちのいい方なんですよ。その、言葉や気持ちがまっすぐに届く感じは夢子と似ているんじゃないかなと思っています。夢子の言葉って裏がないじゃないですか。遠藤さんとお話していてもそういうものを一切感じないので。

遠藤 ありがとうございます! 言わせちゃった感がありますけど、私と夢子の共通点はそこかも?(笑)
遠藤綾×内田雄馬
遠藤綾×内田雄馬 / 撮影=山田健史


遠藤綾
遠藤綾 / 撮影=山田健史

■新人時代は「私が大丈夫かな」ばかり。今だから話せる“過ち”とは?

――内田さんが演じる圭介は、若き副社長としてプレッシャーと戦う一面も描かれます。ご自身の経験と重なる部分はありましたか?

内田 「ここが頑張り時だな」という瞬間はよくあります。僕も現場に行く時はたくさん悩んでしまうので、圭介を応援したくなりますね。芝居のことはもちろんたくさん考えるんですが、デビューしたてのころは、役のことを考える前に「自分、大丈夫かな?」という心配が勝ってしまって。自分の力量とか、マイク前にちゃんと入れるかなとか、そんなことばかり考えていましたね。

――役のことよりも、まず自分自身の心配が大きかったんですね。

内田 そうなんです。でも、ありがたいことにレギュラー作品を経験させていただく中で、だんだんと演じる役に集中できるようになっていって、気がつけばそういう余計な緊張というのはなくなりましたね。

遠藤 わかる! 新人のころって、必ずしも自分に合った役をいただけるわけではないので、私もつねに「やばいやばい」って思っていました。年齢感が合わない役や、やったことのない役でもやらなくてはいけないし、周りから「誰だ、こいつを呼んだのは」って思われたらどうしようとか、やっぱり役のことより自分のことばかり考えていましたね。

内田 いろいろ考えちゃいますよね。

遠藤 演じるという以前に、現場に何分前に着けばいいんだろうとか、座る椅子はあるのかなとか、そういうことがすごく心配でした(笑)。

内田 わかります。僕、昔はとりあえず知ってもらうことが大事だと思って、現場で会う方とはなるべく世間話をするようにしていた時期がありました。

遠藤 でもそれはすごいよ! 私は考えれば考えるほど話しかけるタイミングを見失って、気づけば収録が終わっちゃうみたいなタイプでしたから(笑)。

■「月が綺麗ですね」じゃない。ストレートな掛け合いが心地いい

――お二人は、今回のようにがっつりと恋愛的な掛け合いをされるのは初めてだそうですね。

内田 そうですね。こういう掛け合いは初めてですね。

遠藤 私はそもそも、恋愛の渦中にいる役を演じること自体がかなり久しぶりなんです。しかも夢子の場合、一方的にアタックしていく感じなので、すごく楽しかったです。

内田 例えば、恋愛ものだと「月が綺麗ですね」のようなニュアンスで伝えるものや、無言の間で気持ちを伝えるようなセリフが多いと思うのですが、この作品は違うんですよね。

遠藤 そうそう、直球で想いを伝えていくスタイルなので(笑)。ポッと赤くなるだけとかじゃない。思春期の恋愛ともまた違う、ドロドロもしていない大人のストレートな感じが、演じていて気持ちいいですね。

内田 夢子の投げてくれる球がすごく気持ちよくて。それを圭介として受け止めていく感じが、お芝居をしていて本当に楽しかったです。いろんなものを、もらっていく感覚でした。
内田雄馬
内田雄馬 / 撮影=山田健史


【写真】遠藤綾×内田雄馬、にっこり笑顔のツーショット
【写真】遠藤綾×内田雄馬、にっこり笑顔のツーショット / 撮影=山田健史

■最近“ラブ”を注いでいるものと、内田さんが歌うエンディングテーマ

――タイトルの「ラブと過ち」にちなんで、お二人が最近“ラブ”を注いでいるものを教えてください。

遠藤 私はチンチラを飼っているんですけど、その子は夏に弱いので、この時期はずっとその子のことばかり考えています。仕事の合間に家に帰れたら、まず様子を伺いに行って。「大丈夫です」って感じでスヤスヤ寝ているのを確認して、「じゃあ行ってまいります」と次の仕事に向かいます(笑)。

内田 僕は車がすごく好きで、もう5年くらい同じ車に乗っているんですけど、この間仕事で1週間ほど海外に行っていたことがあって。帰ってきて自分の車の顔を見た瞬間に、思わず「ただいま」って言っちゃいました。「しばらく動かせなくてごめんな、元気だった?」って(笑)。

――ちなみに“過ち”については、何かエピソードはありますか?

遠藤 これはもう、多すぎて何から語ればいいのか……。

内田 (笑)。僕もです。やめておきましょう。

――では最後に、アニメならではの見どころと、内田さんが担当されるエンディングテーマについてもメッセージをお願いします。

内田 原作のポップで表情豊かなところが、アニメでもすごく素敵に描かれているので、見ていて元気になれる作品になっています。心の奥深い部分を描くドラマの行方と、夢子の明るい言葉の力を、ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです。

遠藤 アニメならではで言うと、まだ発表されていないキャラクターのキャストが誰になるのかという楽しみもありますし、原作が続いている中でどこまで描くのか、ドラマ版とはまた違った楽しみ方をしていただけると思います。PVを拝見したのですが、あまりのカラフルさに「可愛い!」ってテンションが上がりました。内田さんが歌うエンディングも素敵なので、ぜひ最後まで楽しんでください。

――エンディングテーマ「私でよかった!!!」には、どんな思いを込められましたか?

内田 タイトルは夢子のセリフからいただいているのですが、その言葉通り、自分を肯定できるような楽曲になっています。記憶を失う前の自分も、今の自分も、両方があって幸田夢子なんだと思うんです。今の自分自身を認識することで、さらにより良い自分になっていける。そんなメッセージを込めて歌いました。「デブラブ」本編と合わせて楽しんでいただけたらうれしいです。

◆取材・文/岡本大介
TVアニメ「デブとラブと過ちと!」キービジュアル
TVアニメ「デブとラブと過ちと!」キービジュアル / (C)ままかり/シーモアコミックス・アニメ『デブとラブと過ちと!』製作委員会


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