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“トップ声優”花江夏樹の軌跡 「鬼滅の刃」「ツイステ」…出演作を次々ヒットに導く存在 MC・YouTuberとしても活躍

“トップ声優”花江夏樹の軌跡 「鬼滅の刃」「ツイステ」…出演作を次々ヒットに導く存在 MC・YouTuberとしても活躍

花江夏樹
花江夏樹 / ※2025年ザテレビジョン撮影

日本のみならず世界でも人気のアニメ「鬼滅の刃」(2019年ほか、TOKYO MXほか)シリーズで主人公の声を務めていることをはじめ数々の作品をヒットに導いており、間違いなくトップ声優の一人である花江夏樹。声優以外にも活躍を広げる彼の魅力とは?

■憧れのレジェンド声優が所属する事務所に直接連絡してキャリアスタート

1991年6月26日生まれの花江。声優になるには専門学校や養成所に通う手段があるが、花江はその道は通らなかった。過去にSNSでファンからの質問に答えたことやインタビューなどによると、人気漫画を原作にした「桜蘭高校ホスト部」をきっかけにアニメをよく見るようになり、独学で声優の勉強を始めた。そんな中、憧れの存在であった山寺宏一が所属する事務所の公式サイトにメールを入れ、オーディションを経て所属に至ったのだという。

その行動力と持ち前の声質。そして事務所のワークショップなどで力を磨きながら、“預かり所属”という見習い期間中の2011年にWEBアニメ「ゴールデン☆キッズ」で声優デビュー。翌2012年に正所属となって、その才能は花開いていく。

■唯一無二の声と表現力で多くの大役を射止める

テレビアニメ初のレギュラー出演作となったのが2012年の「TARI TARI」(tvkほか)。神奈川・湘南を舞台に合唱に青春をかけた高校生たちの物語で、花江はオーストリアからの帰国子女で“ウィーン”と呼ばれるキャラクターを担当した。合唱がテーマだけあって、劇中で歌も披露。もともと音楽が好きで、声優の仕事では歌も歌えることが志すきっかけの一つだった花江。早速それが生きる仕事となり、歌唱力でも注目された。

2013年は役名がつかない作品もありつつ、主演作「断裁分離のクライムエッジ」(TOKYO MXほか)、放送は後だったが、初めて射止めた主演作「凪のあすから」(2013-2014年、TOKYO MXほか)もあって、露出がぐっと増えた。

そして2014年は「四月は君の嘘」(フジテレビ系)、以後シリーズ化する「東京喰種 トーキョーグール」(TOKYO MXほか)と話題作で主役を務め、「第九回声優アワード」(2015年開催)では逢坂良太、斉藤壮馬と共に新人男優賞に輝いた。

その後の活躍は周知の通り。こういうコラムを書く際に、どの作品をピックアップしたらいいのか悩むほどだ。そんな花江に対してSNSにファンや視聴者から寄せられるのは、「演技力」「表現力」への称賛。

先の「東京喰種 トーキョーグール」の平凡な大学生ながら人を喰らう“喰種(グール)”に襲われて“半喰種”になる主人公・金木研、「斉木楠雄のΨ難」(2016年ほか、テレビ東京系)では、主人公に「澄んだ目をしたクズ」と言われる煩悩だらけの霊能力者・鳥束零太役。

国民的アニメ「鬼滅の刃」シリーズでは家族の敵討ちと妹のため仲間たちと鬼との戦いに挑む心優しき主人公・竈門炭治郎、SFサスペンス「サマータイムレンダ」(2022年、TOKYO MXほか)での幼なじみの死にまつわる不可思議な現象に挑む主人公・網代慎平など、コミカルなものからシリアスなものまで実に多彩なキャラクターを務めている。

そのいずれもが“ハマり役”となるのは、優しく、爽やかでいて力強くもなる声質の魅力に加えて、キャラクターの複雑な胸中を深く表現できること。声からにじみ出る感情。声だけでの泣きの演技に何度心震わされたことか…。唯一無二の声と演技力でキャラクターを際立たせる。

■バラエティー番組のMCやYouTuberとしても絶大な人気

声優として多くの作品への出演や番組ナレーションもする一方、朝のキッズ向けバラエティー番組「おはスタ」(テレビ東京系)では、憧れの先輩・山寺から引き継いでメインMCを2016年から2020年まで5年間務めた。柔和な笑顔と明るい人となりで番組を盛り立てたが、卒業理由は、新しいことに挑戦したい、本業の声優業に注力したい、家族との時間を大切にしたいという、この経験をもとにしつつ、さらなる進化してくれるのではないかと期待できるものだった。なお、2023年からはABEMA「アニメLIVEチャンネル」にて「声優と夜あそび」の木曜MCを担当している。

また、2016年に個人的な趣味チャンネルとして開設したYouTubeはチャンネル登録者数220万人で、累計再生回数は9億8266万回超え(2025年10月末現在)と、人気YouTuberでもある。投稿されるのは主にゲームの実況動画で、その中には「鬼滅の刃」のゲームがあったり、声優仲間との対戦があったり、ゲーム実況から一つの作品になっているようでファンを喜ばせる。そこでの聞き取りやすい声と言葉遣い、場を盛り上げるトークスキルは、声優プラスアルファでマルチに活躍する花江の魅力がぎゅっと詰まっているようでもある。花江のことを知るコンテンツとしても大きな存在だ。

見ていると、聞いていると、こちらも笑顔になれる。そんな親しみやすさが彼の大きな魅力ではないだろうか。それでいて声優としてキャラを演じるときは、強さや怖さなども表現できるのだから、その深みに引き付けられるのだ。

■厳しさとスイートなギャップあるキャラを演じるゲームがアニメ化

そんなゲーム好きの花江は、ゲームの声優もたくさん務めている。その一つ、“ツイステ”の略称で親しまれている大ヒットモバイルゲーム「ディズニー ツイステッドワンダーランド」を原案にしたアニメ「ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション」が、10月29日よりディズニープラスで独占配信開始。

ツイステは、「黒執事」などの漫画家・枢やな氏が原案・メインシナリオ・キャラクターデザインを手掛け、ディズニー作品のヴィラン(悪役)のエッセンスを組み込みながら、異世界に迷い込んだ主人公が7つの寮を擁する名門魔法士養成学校・ナイトレイブンカレッジに入学し、元の世界に帰る方法を探りながら寮生たちと過ごす学園アドベンチャーゲーム。サービス開始以来、高い人気を誇っている。

花江が演じるのは、「ふしぎの国のアリス」をモチーフとしたハーツラビュル寮で、ハートの女王が作ったルールを厳格に守る寮長リドル・ローズハート。アニメーション版ではハーツラビュル寮がシーズン1「エピソード オブ ハーツラビュル」の舞台となる。

“真紅の暴君”と称され、「オフ・ウィズ・ユア・ヘッド(=首をはねろ)」と強烈な魔法を放つ一方で、イチゴタルトが好物だったりするかわいさ。そのギャップを花江が見事に醸し出す、人気キャラクターだ。

ゲームが発売されたのは2020年。それから5年がたち、キャリアを積んで進化している花江があらためて息を吹き込んだリドルに、早くも視聴者から称賛の声が続々と上がっている。今後の展開も気になるところだ。

◆文=ザテレビジョンアニメ部


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