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『スイカゲーム』コラボ急増の理由とは? 開発元担当者が語る、マック・JRA・ゼスプリとの協業の裏側

『スイカゲーム』コラボ急増の理由とは? 開発元担当者が語る、マック・JRA・ゼスプリとの協業の裏側

Nintendo Switchやスマートフォン(iOS/Android)で大人気の『スイカゲーム』。

今年に入り『スイカゲーム』のコラボレーションが止まらなくなっています。

1月に映画『野生の島のロズ』とコラボしたオリジナルスキン2種の配信開始を皮切りに、7月には日本マクドナルド株式会社とコラボしたオンラインゲーム『ハローキティのハッピースイカゲーム』を開発・システム提供しています。

そして8月に入るとJRA(日本中央競馬会)とコラボしたオンラインゲーム『メイバゲーム』の開発・システム提供、9月にはゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社の人気キャラクター「キウイブラザーズ」のオリジナルコラボスキンを配信開始したりと勢いは増す一方です。

他社とのコラボがノンストップな『スイカゲーム』の配信元、Aladdin X株式会社の担当者に色々と話を聞いてみました。

コラボ急増の背景は?

ーーコラボが急増している裏にはどういった理由があるのでしょうか?

担当者:二つの観点から説明をさせてください。一つ目は弊社側の観点です。「一人でも多くの方に、色々な形でスイカゲームに触れていただきたい」という弊社側の想いは常に持っています。ルールはシンプル、制限時間もなし、価格も安い、隙間時間にできる、という一言で申し上げると「ゆるさ」を持つこのゲームだからこそ、多くの人に楽しんでいただける可能性を感じています。

そう考えたときに、「ゲームをただひたすらにアップデートしていくこと」だけにこだわるのではなく、外部の著名なIP(知的財産のこと、Intellectual Propertyの略)とコラボレーションさせていただくことで、スイカゲームをプレイする「きっかけ」や「接点」をそのIPのファンの方々も含め多くの人に持っていただけることを期待して今年から色々と取り組んでおります。

二つ目は、企業様側の観点です。映画『野生の島のロズ』、日本マクドナルド社様の「ハッピーセット」、日本中央競馬会様との「メイバゲーム」はいずれもクライアント様側の販促施策の一つとしてスイカゲームをご利用いただきました。

企業様によってコラボレーション実施の目的は異なりますが、共通事項としてはスイカゲームが世代を問わず広く受け入られており、そして誰でも簡単に気軽にプレイできるという点をご評価いただいていると思いますので、企業やブランドの皆様から見たスイカゲームの価値をお感じいただけるようになった、というのも別の観点としてコラボレーションが増えた理由だと捉えています。

いずれにしましても上記の観点は片方では成立せず、双方の方針が合致してこそ成立するものですので、そういった意味でも、どのコラボレーションも弊社にとっては本当に大変ありがたいコラボレーションでございました。

ーーコラボの中で一番盛り上がったのはどれでしょうか?

担当者:コラボレーションでの展開がスイカゲーム「内」のものとスイカゲーム「外」のものがあったり、ゲームとオフラインイベントをミックスした施策もこれから行われたり、現在展開中のものも含まれ数値が集計できていないため、一概には申し上げられません。

ただ、周囲からの反響やソーシャルリスニングをしている限りは、日本マクドナルド社様とご一緒させていただきました「ハローキティのハッピースイカゲーム」は一つ大きな盛り上がりをご提供できたのではと考えております。

キウイブラザーズとの意外な出会い


https://x.com/zespri_jp/status/1906859051985576162

ーー9月5日から開始されている「キウイブラザーズ」とのコラボはエイプリルフールのウソ投稿がきっかけだそうですが、コラボの話を持ち掛けたのはどちらからですか?

担当者:この件は弊社からお声かけをさせていただきました。元々ゼスプリ様のキウイブラザーズによるコミュニケーションの施策を長年拝見していて、特に生活者の方とのコミュニケーションの取り方であったり、発信のされ方であったり、ユーザー様からの愛され方であったり……と距離感が絶妙だなと思っていました。

また、「フルーツ」ということでスイカゲームとも親和性が高く、タイミングさえあえばお声かけさせていただけないかなとずっと思っておりましたので、今回エイプリルフールをきっかけにご一緒させていただくことができ大変光栄に思っております。

ーー他社とのコラボ企画にゴーサインが出る基準はどういったところにあるのでしょうか?

担当者:ありきたりな回答になってしまって恐縮ですが、多くの人に喜んでいただける施策になっているか、スイカゲームとの世界観に相反しないか、そして開発及び担当者のリソースは空いているか(笑)というところになるかなと思います。

配信元: ガジェット通信

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