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『ばけばけ』28話の衝撃シーンに反響続々 見た目は変わってない「タエ様(北川景子)」のまさかの行動が「もはや怪談」

『ばけばけ』28話の衝撃シーンに反響続々 見た目は変わってない「タエ様(北川景子)」のまさかの行動が「もはや怪談」


雨清水タエ役を演じる北川景子さん(2018年12月、時事)

【画像】え…っ!美しいままなのが「もはや怖い」 コチラが衝撃の「タエ様(北川景子)」の物乞い姿です

史実の情報から覚悟はしてたけど

 2025年後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』は『知られぬ日本の面影』『怪談』などの名作文学を残した小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)さんと、彼を支え、さまざまな怪談を語った妻の小泉セツさんがモデルの物語です。第6週28話では、主人公「松野トキ(演:高石あかり)」が、松江中学の教師「錦織友一(演:吉沢亮)」から、同中学の英語教師で未来の夫である「レフカダ・ヘブン(演:トミー・バストウ)」の女中として働くことを打診されました。

 当時としては破格の月100円の給与をもらっていたヘブンは、女中に月20円払うといっています。ただ、それだけの給金をもらうということは、夜の相手もするいわゆる「洋妾(ラシャメン)」になるということだと思ったトキは、提案を断りました。

 しかし、トキは数日後に衝撃の光景を目にします。なんと、第19話で「松江を去る」と話していたトキの実母「雨清水タエ(演:北川景子)」が、街中で物乞いをしていたのです。物乞いになっても彼女は美しく、施された相手にも頭を下げない気位の高さもそのままでした。

 トキのモデル・小泉セツさんの実母である小泉チエさん(1837年3月生まれ)は、松江藩の家老の塩見家の娘として何不自由なく育ち、小泉家に嫁いで明治維新を迎えた後も、夫の湊さんが機織りの会社で成功を収めたため、長年裕福な暮らしをしていたそうです。しかし、1886年以降は会社の業績が傾いたほか、次男の武松さんが若くして亡くなり、長男の氏太郎さんが出奔、湊さんもリウマチになって1887年に死亡するなど、チエさんは相次ぐ不幸に見舞われます。

 実家の塩見家も時代の変化によって没落していたチエさんは、働くことも親類に頼ることもできず、一時期物乞いをして暮らしていたそうです。今回のタエの物乞い姿は史実に忠実な場面と言えますが、さすがにショックを受けた視聴者が多かったのか、「タエ様はあんなにボロボロになっても、美しすぎる気品ある佇まいはそのままなのが悲しすぎる。訳分からんヤツに連れてかれないでくれよ」「おタエさんが物乞いやってるのすっごく心に来た。でも心根は変わらないのね。美しい人だわ」「怪談における恐怖のピークは《見てはいけないものを見た時》にあるのだったなあ、と深い余韻を味わっている。今回のタエ様の姿は怖すぎる」「おタエ様の変わり果てた姿…ある意味、どんな怪談よりも恐ろしい」「あんなに光り輝いて凛としてたタエさんが……。光り失って座ってても姿勢良くて頭下げない感じが武家の血筋のプライドって感じがする」といった声が相次いでいます。

 セツさんは1891年2月頃からラフカディオ・ハーンさんの家で、住み込みの女中として働き始めたそうです。その背景には養家の稲垣家、生家の小泉家両方の困窮があったといわれています。実母の衝撃的姿を見てしまった以上、もうすぐトキは女中の仕事を引き受けると思われます。

※高石あかりさんの「高」は正式には「はしごだか」

参考書籍:『八雲の妻 小泉セツの生涯』(著:長谷川洋二/潮出版社)

配信元: マグミクス

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