一粒ダイヤモンドのピアスは一生ものにぴったり
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一粒ダイヤモンドのピアスはシンプルながらも輝きの美しさが品格を高めてくれるため、一生ものとして愛用するのもおすすめ。余計な装飾を排したミニマルなデザインのものが豊富なので、流行に左右されず、年月を経ても古い印象に見えにくいでしょう。ダイヤモンドそのものの純粋な輝きが、上品な華やぎを添えてくれます。カジュアルコーデにもフォーマルドレスにも合わせられる万能さがあるので、実用性にも優れています。
一生ものの一粒ダイヤモンドピアスの選び方
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一生ものの一粒ダイヤモンドピアスを選ぶときは、ピアスの種類や地金の素材に加えて、ダイヤモンドの大きさや質、留め方にも注目してみましょう。重視したい点にこだわると、後悔のない選択につながります。
ピアスの種類で選ぶ
ピアスの種類には、さまざまなものがあります。形状によって印象が変わるので、それぞれの特徴を理解して選ぶのがポイントです。
<主なピアスの種類>
スタッド:耳元にストーンやモチーフを配した最もシンプルな形。ミニマルでどんな装いにも合わせやすいので、オフィスからフォーマルまで万能に活躍してくれる。
フック:釣り針のような金具をピアスホールに掛けるタイプ。揺れるたびに光を放ち、華やかな印象。横顔を上品に見せてくれる。
チェーン:耳にチェーンを通すデザインで、長さ調整も可能。縦ラインが引き立ち顔周りがすっきり見えやすい。
一粒ダイヤモンドピアスに特に多く採用されているのは、スタッドタイプのピアスです。動きのあるデザインが好みの場合は、フックやチェーンタイプのものを検討するのも良いでしょう。
地金の素材で選ぶ
ダイヤモンドの土台となる地金の素材によっても、印象や耐久性が変わります。一生ものとして特におすすめなのは、高級感のあるプラチナかゴールドです。
プラチナ:境目が目立ちにくいためダイヤモンドを大きく見せる効果が期待できる。
ゴールド:イエロー、ピンク、ホワイトなど色味のバリエーションがあるため自分に合ったものを選びやすい。
どちらも水や汗に強く、変色やアレルギーも起きにくい素材なので、一生ものに適していると言えるでしょう。
ダイヤモンドの留め方で選ぶ
ダイヤモンドの留め方は主に2種類あり、それぞれ輝き方が異なります。
<主な留め方>
爪留め:爪でダイヤを固定して光を多く取り込むデザイン。4本爪はダイヤが大きく見え、6本爪は輝きが均等でダイヤモンドが外れる心配が少ない。
覆輪(ふくりん)留め:地金でダイヤを一周囲む留め方で、ベゼルセッティングとも呼ばれる。破損しにくく安心感があり、モードな印象。
ダイヤモンドの大きさで選ぶ
ピアスの主役になるダイヤモンドの大きさにも注目してみましょう。ダイヤモンドの大きさは、重さを示すカラット(ct)という単位で確認できます。
0.1カラット前後:小ぶりでさりげない輝き。耳や耳たぶが小さい人にもなじみやすい。
0.2〜0.3カラット:バランスのとれたサイズ感。デイリーから特別な場まで幅広く活躍する。
0.4カラット以上:ダイヤモンドの存在感があり、華やかな印象。フォーマルやパーティーなどドレスアップしたいときにもおすすめ。
ダイヤモンドの質で選ぶ
一粒ダイヤモンドピアスはシンプルだからこそ、質の良し悪しがそのまま輝きに直結します。選ぶ際には、ダイヤモンドの国際的な評価基準である「4C」を重視するのもおすすめです。
<4Cの意味とおすすめのグレード>
Carat(カラット):1カラット=0.2グラムで、重さを表す単位。カラット数が上がると直径が広がり、光を反射する面積が増えて輝きや存在感も強まる。
Color(カラー):D〜Zの23段階で評価され、無色に近いほど価値が高い。G以上なら日常からフォーマルまで対応しやすく、一生ものにも適している。
Clarity(クラリティ):11段階で透明度を評価。内包物が少ないほど光が透過し輝きが増す。VS以上なら肉眼で欠点が目立たない。SIクラスでも十分な輝きを楽しめる。
Cut(カット):唯一人の技術に左右される要素で、ダイヤの輝きを最大限に引き出す鍵になる。一生ものとして永く愛用するならVery Good以上がおすすめ。

