2025年9月時点で、大阪府には150校を超える公立高校が設置されており、それぞれの高校で個性豊かな教育が行われています。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の主婦を対象に「子どもを入学させたい大阪府の公立高校はどれ?」というテーマでアンケートを実施しました。
多くの主婦層から「子どもを入学させたい」と支持を集めたのは、どの高校だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう。
第2位:北野高校
第2位は、大阪市淀川区にある「北野高校」で、得票率は9.5%でした。1873年に「欧学校」として創立され、1877年に発足した「大阪府第一番中学校」を前身とする高校です。1948年に現在の校名に改称し現在に至っています。2025年時点では、2学期制と1日5限の65分授業を導入し、授業時数と授業時間を確保。演習や実習、実験を取り入れるなど充実した授業内容も特徴です。
また、2年生に進級する際に「文科」「理科」の学科に分かれ、自身の興味関心や進路に合った学習ができるほか、文理それぞれの「課題研究」の時間で教科横断的・探究的な学習を行っています。卒業生は京都大学や大阪大学、神戸大学といった難関国公立大学に多く進学。関東・関西の難関私立大学にも多数の合格者を出しています。
第1位:天王寺高校
第1位は、大阪市阿倍野区にある「天王寺高校」で、得票率は15.0%でした。1896年に創立した「大阪府第5尋常中学校」を前身とする高校です。1948年に現在の校名となりました。文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の指定を受けるなど、学習面においても高いレベルにある高校といえそうです。
また、「授業第一主義」を掲げており、10月上旬で前期・後期を区切る2学期制が大きな特徴。行事や部活動にゆとりをもって臨むことができます。また、国語・数学・英語の3科目については可能な限り毎日授業を行うことで、総合的学力の養成を目指しているそうです。こうした取り組みが実を結び、卒業生は大阪大学や京都大学、神戸大学といった難関国公立大学に多数合格しており、「子どもを入学させたい」と考える人も多いようですね。

