人の気持ちがわからない人の言動は、人を傷つけたり、不快にしたりすることがあります。
近くに人の気持ちがわからない人がいる場合は、自分が不快になったり、傷つけられたりしないためにも、どのような言動をしてくるのか把握しておきましょう。
1. 人の気持ちがわからない人とは
いつも自分勝手な行動を取ったり、人が気にしていることをお構いなしに突っ込んできたりする人が、周囲に1人くらいはいるのではないでしょうか。
このような人は、他人とうまくコミュニケーションが取れず、周りから人の気持ちがわからない人と言われることがあります。
人の気持ちがわからないと、恋愛や仕事、友人関係などのいろいろな場面で支障が出ることも。自分がそのような人に見られないためにも、このタイプの人がどのような特徴を持っているのか把握しておきましょう。
人の気持ちがわからないとデメリットばかり
人の気持ちがわからないと、相手の言葉の行間を読むことができなかったり、相手の言動の意図を汲み取ることができないなど、コミュニケーションに支障が出てしまいます。
また、これらのことが理解できないことで、本人が気がつかないうちに自身の言動が相手を傷つけてしまうという場合もあります。
そのため、人の気持ちがわからない人は周りから人が遠ざかっていくこともよくあり、何かと「生きづらい」状態となってしまいます。
2. 人の気持ちがわからない人の典型的な言動15選
人の気持ちがわからない人と接していると、その言動によって、コミュニケーションを取ることが難しいと感じてしまったり、接していて疲れを感じてしまったりなどすることがあります。
人の気持ちがわからない人の言動にはいろいろな種類のものがありますが、その中でも典型的なものがいくつかあります。
人の気持ちがわからない人と接するときや、自分が人の気持ちがわからない人となってしまわないよう注意するためにも、それらの典型的な言動にはどのようなものがあるのか知っておきましょう。
1：協調性がなく自己中心的
誰かと行動を一緒にする場合は、その相手の意見や考えなどに配慮して自分の言動を選ぶ必要があります。しかし、人の気持ちがわからない人は相手のことを考えずに自分勝手な言動をします。
そのため、人の気持ちがわからない人は協調性がなく自己中心的であることが多いです。また、その身勝手な言動に相手は嫌な思いをしたり、その言動に合わせることで疲れてしまうことになります。
2：相手のペースを理解して合わせることがない
人によって持っている能力や性格などが異なります。そのため、人と接するときには相手のことをよく理解して、相手に合わせることも重要です。しかし、人の気持ちがわからない人は基本的に自分の考えをベースにしてしまいます。
そのため、自分ならこれくらいできるので相手もできる、自分はこれを言われても嫌な気分にならないので相手も嫌な気分にはならないなどと思ってしまうことがあります。その他人に合わせない言動が、相手に不快な思いをさせてしまうことになってしまいます。
3：感情をコントロールしようとしない
人の気持ちがわからない人は協調性がなく自己中心的であり、自分のことを優先することから、相手への配慮は場の雰囲気などを考えずに喜怒哀楽を出してきます。
そのため、その感情が相手や雰囲気にそぐわないものであったとしても、人の気持ちがわからない人はその場に合わせて感情をコントロールしようとせず、自分が出したい感情をそのまま出してしまいます。その配慮のない感情表現に周囲が不快感を感じてしまうこともあります。
4：他人と関わることを避ける
人の気持ちがわからない人の中には、自分が他人の気持ちをわかっていないと理解している人もいます。このようなタイプはコミュニケーションが苦手で、その苦手なコミュニケーションによって他人を傷つけてしまうことを恐れていることがあります。
また、相手に傷つけたことで自分が批判の対象となったり、他人を傷つけたことを後悔していることもあります。
そのため、人の気持ちがわからない人は相手も自分も嫌な思いをしなくても良いように、自ら他人と関わることを避けていることがあります。
5：トラブルを引き起こすことが多い
人の気持ちがわからない人は、その言動によって周囲の人たちに不快感を与えることが多いです。
他人と衝突したり、物事を悪い方向に影響させたりすることもあり、トラブルの原因となってしまいがちです。
6：場の空気が読めない・読もうとしない
人の気持ちがわからない人は場の空気を読むことができません。怒っている人に笑顔で話しかけたり、忙しそうにしている人にどうでもいい話をしたりなど、相手の感情や状況に合わせた言動をしません。このような空気の読めない言動に周囲は不快感を感じてしまいます。
7：人に対する接し方が荒い
人に対して横柄な態度を取れば、相手は嫌な思いをします。そのため、多くの人は誰かと接する際には相手への配慮を意識しています。
しかし、人の気持ちがわからない人は、相手が嫌な思いをすることを気にしなかったり、自己中心的で自分を優先したりするので、他人に対して横柄で乱暴な態度を取ることがあります。その態度から、周囲から関わることが面倒と思われてしまうこともあります。
8：人の相談に乗ることがない
悩み事やトラブルが自分で解決できない場合、誰かを頼るということはよくあります。また、困っている人を助けたいと思う人は多く、他人に頼られれば親身になって相談に乗ったり、一緒に悩みやトラブルを解決したりします。
しかし、人の気持ちがわからない人は、自己中心的なので他人の面倒ごとに関わりたくないと感じると、相手がどれだけ困っていようがその相談に乗らなかったりします。困っている人を見放すような態度が相手から反感を持たれてしまうのです。
9：わがままな言動で周囲に迷惑をかける
人の気持ちがわからない人は協調性がなく自己中心的なので、自分のことを優先しようとします。自分の意見や考えが通らないと、自分の主張を押し通し周囲を困惑させてしまうことがあります。
また、その主張を優先したいために、自分と異なる意見や考えを持つ人には強く反発をしてしまうこともあり、周囲に迷惑をかけてしまいます。
10：基本的にお一人様でいることを好む
人の気持ちがわからない人の中には、自分は人の気持ちがわからないと自覚していて、自ら人と関わることを避けている場合もあります。
このようなタイプは人と関わることを避けているので、基本的に1人で行動することを好むことも多いです。1人で行動することによって、他人も自分も嫌な気持ちになることなく、気楽に過ごすことができるためです。
11：思ったことをストレートに口に出してしまう
人の気持ちがわからない人は場の空気が読めないことがあります。そのため、思ったことをストレートに口に出してしまうことも多く、その場で言わなくてもいいことを言ったり、相手への配慮が足りない発言をしたりすることがあります。
また、人の気持ちがわからない人は、思ったことをストレートに口にすることは素直で良いことと勘違いしている場合もあります。自分の発言を反省をしたり、改善したりする意思が見えないことも多いです。
12：人の話を聞くことができない
人の気持ちがわからない人は自己中心的な考えをすることがあり、他人に対して興味を持たないということもあります。他人に興味を持たないことから、その人の話にも興味が持てずにあまり真剣に聞いていなかったりもします。
13：相手の気にしていることを平気で指摘する
人の気持ちがわからない人は他人に興味を持ちません。また、他人に興味を持たないことから、他人からの印象を気にすることもありません。
そのため、他人からの印象が悪くなることを気にせずに、思ったことをストレートに口に出すこともあります。その内容が相手への配慮に欠けることも多く、相手の気にしていることを平気で指摘したりすることもあります。
14：相手の立場を理解しようとしない
人の気持ちがわからない人は自分のことをベースにして考えるので、相手のことを理解して合わせようとしません。相手の立場や状況も理解しようとせず、自分勝手な言動をします。その配慮のない言動に、相手は不快感を感じてしまうことになります。
15：他人のことに全く興味がない
人の気持ちがわからない人は、自己中心的な考えを持っていることがあり、他人に対して興味を持ちません。他人に興味を持たないので、他人からの印象を気にすることもありません。
そのため、相手のことを理解して合わせたり、場の空気を乱す言動をしたり、他人への接し方が荒くなったり、わがままを言って周囲を困らせたり、配慮に欠ける発言をしたりなどします。