ジョックロックの吹き替え漫才は「映画を見てるみたいやった」
後半は、最新AI技術で英語に吹き替えた漫才動画をみんなで鑑賞。芸人たちも、どのような動画になっているのか、この日、初めて見ることになります。
まずはジョックロックから。英語をペラペラ喋りながらネタをしていて、声もまるで本人たちの声。自然な漫才動画になっていて、観客は驚愕しつつも大笑いです。谷口も「すごいな、これ!」と驚きを隠せません。
ネタが終わると、田中は「映画を見てるみたいやった」と印象を語り、堂前も「AIやのに感情がこもってた!」と舌を巻いていました。

一方、兎が「外国人の観客と日本人の観客の、笑うポイントが違ったので、ネタをもう一度見たくなる」と話すと、田中も興奮して続けます。「じゃあ、ウケたところとウケなかったところを分析して、ウケたところを集めて漫才を作ったら、世界に通用する漫才が作れるということ!?」と世紀の発見!?
“難関”フースーヤの漫才は翻訳できる?
ロングコートダディのネタを見た福本は「途中から2人がブルース・ブラザーズに見えてきた」と感激。一方、兎は自身のネタの吹き替え版を見て、「AIがしゃべってくれてるから、ふだんオレがかむところをかまなくて、めっちゃ聞きやすかった」と語り、笑いを誘っていました。

最後は、監修を務めたチャドが「難関」と評したフースーヤのネタ。「オーマイゴッドファーザー降臨」や「ジョージ・クルーニー卵とじ」といった独特なギャグもうまく吹き替えられていて、2人は大喜びです。
「交響曲第九」は「シンフォニーナンバーナイン」と語感もよく翻訳されていて大爆笑でした。先のラスベガスからの観客も「ランダムで面白かった」と満足した様子。
そしてイベントの最後に、いろいろと感想を語ってくれた件の外国人が、なんと世界的パフォーマンス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」のキャスティング担当者だったことが発覚! 全員で出演を猛アピールすると、「検討します。まずは一度、ラスベガスへ」と好感触!?
最新AIのおかげで、言葉の壁も国境も越えて日本の漫才で爆笑するという、とてもハッピーなイベントとなりました。
