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映画『プレデター:バッドランド』主人公のプレデター・デクに学ぶ“職場サバイバル術”! キャリアコンサルタント・十束おとはさんに学んでみた

映画『プレデター:バッドランド』主人公のプレデター・デクに学ぶ“職場サバイバル術”! キャリアコンサルタント・十束おとはさんに学んでみた

デクとティアのバディは「アサーション」から生まれた?

――会社や仕事で良い仲間を見つける、作っていくにはどんなことに心がけると良いですか?

自分の意見や主張を、相手を尊重しつつ適切に表現する「アサーション」いうコミュニケーションスキルがあるのですが、今回デクもティアもアサーションを使っていたなと思います。最初は出会い方ゆえに攻撃的な部分もありましたが、ティアと適切に意見をぶつけ合ったからこそ、あそこまで信頼関係が築けたのではと。
実際に、研修などでアサーションの大切さをお話しすることがあるのですが、「気を遣って意見を言えなかったから、相手の本心が見えなくてうまくコミュニケーションがとれなくなっていたのかも」と反応をいただくこともあります。
自分の意見を言って、相手の意見も受け入れていく「I am OK, you are OK.」という考え方がデクの行動から学べるなと感じました。

ティアがデクのことを「プレデターの一人」ではなく、「デク」としてコミュニケーションを取っていたので、そのことがデクにとっても嬉しく、そんなティアに承認されたという気持ちがあったではないかなと思いました。

――デクが、最初は襲われて戦っていた動植物を上手くサバイバルに活躍している所も面白いですよね。ピンチをチャンスに変えるメソッドとはどんなことがありますか?

ピンチをチャンスに変える、というのは思考の問題だと思っていて、「リフレーミング」という考え方ですと、ミスをした時って落ち込むと思いますが、「改善点をこの段階で早く見つけられた」と考えることも出来るんですね。仕事がもっと進んでからミスをするのでは無くその時点で気づけてラッキーととらえたり、計画が崩れた時こそ新しい発想が生まれるチャンスだととらえる、発想の展開は大切だと思います。
デクは何回もピンチをチャンスに変えていますが、発想の転換の仕方が学べますね。

“バッドランド並”に困った職場トラブルの対処法

――ここからは、バッドランドでのあらゆる敵たちと、職場のお悩み“あるある”を当てはめてお話を伺います。倒しても倒しても出てくる“ツル”が出てきますが、このツルの様に返信しても次から次へとメールが来る、家に帰ってからもチャットが鳴りやまない…という現代社会ならではのお悩みについてはどう感じますか?

現実的に、ずっと返信をし続ける、反応をし続けることは難しいと思うので、自分なりの攻略法を見つけることが大切だと思います。「ここまでは対応する」と線引きを決めて、スマホやPCの通知OFFにするということもそうですが、自分が心理的安全を図れる方法を見つけることが大事かなと。

――――爆発する芋虫のようなクリーチャーが出てきますが、急に怒りをぶつけてくる先輩や上司にはどう向き合えば良いですか?

そういうタイプの方は、どんな職場にもいるものだと思うのですが、一歩引いた視点を持つことは大事だなと思います。同じ熱でイライラしてしまうと、自分も疲れますが、「これは自分への怒りや攻撃では無くて、この人の内面が現れて、たまたまぶつけられているだけなのかも」と一歩ひいてみる。「この人は自分の中で感情的な不和が起きているんだ」と考えてみる。心理学用語で「防衛機制」という言葉がありますが、人間は自分の中で処理出来ないモヤモヤがある時に、周りの人に投影して八つ当たりの様な行動を取ってしまうことがあるそうです。バッドランドでの芋虫もそうですが、爆発しそうな時は近寄らないことが一番安全だなと思います。

――――カミソリのように鋭い草が登場しますが、鋭いクライアントを怒らせてしまったら?

怒らせてしまった時は一刻も早く直接謝りに行くことが一番で、そこが大前提になりますが、最近注目されている「レジリエンス」という言葉を紹介します。「弾力」「回復力」を意味する言葉で、困難やストレスに直面しても、それに適応して立ち直る力を指すのですが、トラブルとかパワハラなど外からの圧力でちょっとくじけちゃうかもって思った時に、柔軟に対応し、自分の力で再び立ち上がってキャリアを築いていくことを「キャリアレジリエンス」と定義しています。
外圧を自分なりにコントロールして、価値観を見失わないでキャリアを築いていく。自分のパフォーマンスを発揮する力をどう育てていくのか、ということを最近キャリアの研修や講習でお話することも多いです。今は終身雇用の時代じゃないので、、自分の生き方を自分で決めなきゃいけない時代だと思っていて、だからこそこの回復力が必要になってくるのだと思います。

配信元: ガジェット通信

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