『レッスルパルーザ』が現地時間20日、インディアナ州インディアナポリスで行われ、ジョン・シーナとブロック・レスナーが11年ぶりに対決。レスナーがF5・6連発で圧勝を決めた。
年内引退を控えるシーナは8・3サマースラムでコーディ・ローデスに敗れ、統一WWE王座から陥落。試合後、電撃登場したレスナーがシーナを襲撃し、F5で宣戦布告。ともに2000年代前半にWWEデビューを果たし、かつてWWE王座を争った両者が2014年9月以来11年ぶりの一騎打ちを迎えた。
試合前、かつてレスナーと共闘関係にあったポール・ヘイマンが現れ、レスナーをリングコールした。開始のゴングが鳴ると、レスナーは序盤からコーナータックルを連発し、ラリアットを叩き込むなど猛烈なパワーでシーナを圧倒。早くもジャーマンでぶん投げる。シーナがアティテュードアジャストメントを狙っても阻止し、ラリアット、ジャーマンと攻めまくった。
劣勢が続いたシーナはフライングショルダー4連発で反撃を開始。アティテュードアジャストメント3連発で一気に仕掛けた。が、2カウントで返したレスナーはF5を4連発して大逆襲。シーナの動きが一気に鈍った。すかさずレスナーは5発目のF5を敢行。それでも飽き足らず6度目のF5を爆発させて3カウントを奪った。
レスナーがシーナに完勝。試合後、レフェリーにF5を決める暴挙を働くと、シーナに都合7発目となるF5を敢行した。シーナは大の字。それをを横目にレスナーはリングを降り、ブーイングを浴びた。
『レッスルパルーザ』の模様は日本国内ではABEMAにて放映された。

