新そばの季節は、秋から初冬にかけて。時期でいえば10月〜12月頃で、今がまさに新そばシーズンのド真ん中。
そんなさなかにスーパーの乾麺コーナーに行ってみると……おっ? 見慣れたパッケージに「新そば」のラベルが。
この『信州戸隠そば』は過去に食べたことのある商品だが、新そばならまた違った印象になるのかしら? 買ってみた!
以前に『信州戸隠そば』を食べたのは約2年半前の2023年3月。正直、その時の味や印象は忘れているのだが、記事(第115回)によると、徹頭徹尾「食感がイイ」で貫いている。
ランクは「〜竹〜」なので、「外そば」判断。しかし内容的にはほぼ「食感がイイ」だけしか書いてないので、あまり強い印象は残せなかったもよう。
でも「新そば」なら……?
デカい鍋に湯を沸かし……
5分半〜6分ゆでて……
冷水(氷水)で冷やし……
完成。
して、そのお味は──
おいしい。フレッシュ感ある。新そばというだけで、これほどまでに風味や鮮度が増すのか……。
原材料的には小麦粉先行の蕎麦なので、こうなると蕎麦先行の新そばが食べたくなってくるが、たとえ小麦粉先行、つまり5割以下の蕎麦であっても、これはこれでおいしい。
食感、太さ、味、すべてが平均以上に感じる。普通においしい。以前には感じなかった「おいしい」を確かに感じる。
「家そば」か「外そば」かなら外。なんというか、「おいしい立ち蕎麦屋さん」の蕎麦みたいな感じがする。
もしかしたら、立ち蕎麦っぽく、温かいつゆで食べたほうが良いかもしれない。
それこそ、わかめとか、かきあげとか、それらがなければたぬき(天かす)とか、そのあたりで1杯作ってしまった方が合うような気もする。
いずれにしても、新そばになると、言葉が自然と多くなるのは、それだけ蕎麦の持つ力、魅力が増した証拠だろう。
ということは、新そばのほうが「うまい」ということであろう。勉強になった。
執筆:干し蕎麦評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24
