お家でパリパリ皮の本格的北京ダックが味わえる一品がこちら。NHK「きょうの料理」で紹介された、平野レミさんの「食べれば北京ダック」です。
ネットでも、「家族も大喜び」「ヘビロテになりそう」「本当に食べたら北京ダック」など、高く評価されています。
今回、実際に作ってみましたので、その味や作りやすさを本音でレビューします!

準備時間:15分 調理時間:20分
■材料(2~3人分)

より本格的な味わいにするために「五香粉」というスパイスを使用しますが、こちらはスーパーのスパイスコーナーによく売られています。一気に風味が増すので使うことをおすすめします。
主な材料- 春巻きの皮(小):8~10枚
- 鶏もも肉:1枚
- きゅうり:1本
- ねぎ:1/2本
- 塩、こしょう、酒:少々
- ごま油:大さじ1
- はちみつ:大さじ2
- 甜麺醤:大さじ1
- 醤油:小さじ1
- 五香粉:8振り
■作り方
春巻きの皮はまず半分に切って、1枚ずつ折りたたみます。


春巻きの皮は「加熱済み」のものを使用してください。「なま」しか売られていない場合は、トースターで2~3分ほど焼くとパリッとしてこれもこれで美味しいですよ。
きゅうりは5㎝長さの千切りにします。

ねぎを千切りにするのですが、まず、中心程度まで切れ込みを入れます。

中心部分の芯を取り出して、5㎝長さの千切りにしていきます。


(A)を全て混ぜ合わせ、たれを作ります。

鶏肉は室温に戻し、余分な脂肪を除いて筋を切ります。その後、鶏肉に塩、こしょう、酒少々を振っておきます。

フライパンにごま油を弱めの中火で熱し、鶏肉の皮を下にして入れます。

アルミホイルを被せて重しを乗せ、7分ほど焼きます。底が平らな鍋に水を入れて重しにすると、フライパンに皮が密着してパリッと焼けます。

しっかり焼き目がついたら重しを外して、キッチンペーパーで余分な油をふきます。

裏返して2~3分焼きます。

焼いた鶏肉をは皮を下にして食べやすい大きさに切っていきます。

春巻きの皮、野菜、鶏肉を器に盛り、鶏肉の皮にたれを塗っていきます。

これで完成です。

春巻きの皮に鶏肉と野菜を巻いていただきます。

■ポイント

実際のレシピはパクチーも添えられているのですが、今回は使用しませんでした。より本格的な味わいになるので、お好きな方はぜひ一緒に召し上がってください。

甜麺醤ベースのたれが病みつきになる美味しさで、五香粉の香りでより本格的な仕上がりになっています。きゅうりやねぎのアクセントが良く、甘めな味つけの鶏肉と一緒に食べるととてもさっぱりいただけます。

皮はパリッと焼けていて、巻いて食べればもう北京ダックでした。重しをすることで、お家でこんなに皮パリッが再現できるのかと驚きました。お家でチキンソテーを作る時にぜひ活用したいコツです。
お手軽に北京ダックを楽しめる一品です。豪華なディナーやパーティーの際に盛り上がりそうなレシピなので、ぜひ特別な日に作ってみて下さいね。
■クリエイター紹介
調理・撮影・執筆:咲羽
23歳フリーランス管理栄養士として活動中。新卒で入社し病院で勤務していたが、夢を諦めきれずその後フリーに転身。料理動画制作、フードライター、レシピ開発などを行っている。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:GourmetBiz編集部>
