
アニメ『らんま1/2』2期キービジュアル (C)高橋留美子・小学館/「らんま1/2」製作委員会
【画像】「えっ、本当に出てきやがった」これが乱馬も視聴者も困惑したスケベ爺「八宝斎」です(6枚)
露骨なセクハラ行動で困惑させた爺キャラ
現在放送中のアニメ『らんま1/2』(2期)で、第18話「”邪悪”の復活」として、早雲と玄馬の師匠「八宝斎」が登場することが予告されました。場面カットも解禁され、ファンの間では彼の描写がどうなるのかと話題になっています。実は、この八宝斎というキャラクターは、新アニメ化が発表された時点から多くの「心配の声」があがっていたのです。
高橋留美子先生の名作マンガ『らんま1/2』は、水をかぶると女になってしまう高校生格闘家「早乙女乱馬」と、その許婚の「天道あかね」を中心としたバトルラブコメディです。1989年に初めてアニメ化され人気を博しましたが、当時と今では社会的な感覚も変化しています。
実は高橋先生作品の再アニメ化では、『うる星やつら』でも同様の議論があり、主人公「諸星あたる」の女性に対する行動が現代の感覚に合うのかという点が話題になりました。しかし、『らんま1/2』に登場する「八宝斎」は、あたるとは比較にならないほど強烈なスケベキャラクターなのです。
八宝斎は118歳という超高齢者で、乱馬が使う「無差別格闘流」の開祖であり、作中最強クラスの実力を持っています。しかし同時に、セクハラや窃盗、無銭飲食の常習犯でもあり、あまりのひどさに弟子である「早乙女玄馬」と「天道早雲」によって洞窟に封印されていました。
落雷によって封印が解かれた八宝斎は、セクハラや覗き、下着泥棒などさまざまな問題行動を繰り返します。特に女体化した乱馬に対するセクハラ行為は直接的で、「貧力虚脱灸」という技で乱馬を弱体化させて抵抗できない状態でセクハラをするなど、今の時代では「問題視されるのではないか」と心配されるような描写も含まれていました。
原作者も「あかん」と認識?
実は、原作者の高橋先生自身も公式X(旧:Twitter)で八宝斎について、「本気出せば強いですが、人としてはあかん。美しい師弟関係は一切書く気はなかったです」と明言しています。キャラクター設定の意図として「らんまが女なので、そこにウザ絡みする人が良くてスケベな感じになった」と説明していました。
『らんま1/2』新作アニメの製作が発表された当時は、「マイルドな表現に変更されるのでは」「エロじじいというアイデンティティを失うのでは」という声や、さらには「存在そのものが消されるのではないか」という心配する意見も、SNS上で見られました。そして、2期のオープニング映像にチラッと八宝斎が描かれており、「今期での登場」自体は示唆されていました。
旧アニメで八宝斎を演じた永井一郎さんがすでに亡くなられていることもあり、新しい声優が誰になるのかも注目されていました。今作では、『美味しんぼ』の山岡士郎や『機動戦士Zガンダム』のジェリド・メサなどの声で知られる井上和彦さんが八宝斎の声を演じます。
八宝斎は問題行動が目立つ一方で、乱馬の必殺技「飛龍昇天破」習得のきっかけとなるなど、ストーリー上の重要な役割も担っています。作中での存在感が非常に大きい八宝斎が令和の時代にどのように描かれるのか、いよいよ放送される第18話に、多くのファンの目が注がれています。
※アニメ『らんま1/2』八宝斎が登場する18話(2期6話目)は、日本テレビでは11月8日(土)深夜1:00放送予定、ほか全国順次放送。放送直後からNetflixなどで配信されます。
