最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
ソ・イングクの2024年日本ファンコンをTV初放送 ファンと作り上げた「UTOPIA」は温かくて幸せな世界

ソ・イングクの2024年日本ファンコンをTV初放送 ファンと作り上げた「UTOPIA」は温かくて幸せな世界

「ソ・イングク JAPAN FAN CONCERT TOUR 2024[Heart UTOPIA]<名古屋公演>」は、11月9日(日)夜8時より衛星放送にてTV初放送
「ソ・イングク JAPAN FAN CONCERT TOUR 2024[Heart UTOPIA]<名古屋公演>」は、11月9日(日)夜8時より衛星放送にてTV初放送 / (C)THE STAR E&M

2012年にドラマ「ラブレイン」に出演して以来、ロマンス、アクション、時代劇、コメディ…とジャンルレスに様々な作品に出演し、常に違う魅力を放っているソ・イングク。俳優のイメージが強いが、キャリアのスタートは歌手。演技活動と並行して音楽活動も続けており、2013年には日本でも歌手デビュー。以来、兵役タイミングとコロナ禍を除いて毎年日本で公演を行っている。その中から、2024年開催のファンコンサート「ソ・イングク JAPAN FAN CONCERT TOUR 2024[Heart UTOPIA]」の名古屋公演の模様を、CS衛星劇場で11月9日(日)にTV初放送する。本記事では、彼の魅力とともにライブの見どころもたっぷりお届け。

■キャリアスタートは歌手

ソ・イングクは、幼い頃から歌うことが好きで、大学進学を機にソウルに上京して歌手を目指した。が、オーディションはことごとく不合格…。2009年に“最後のチャンス”と覚悟を決めて挑戦したオーディション番組「スーパースターK」で、アジア全域からの応募総数72万人の中を勝ち抜き、見事優勝。同年10月に念願の歌手デビューを果たした。デビュー曲の「プルンダ」(邦題:呼ぶよ)は、Melonなどの主要音源チャートで1位を獲得。100位内に入ることもかなり難しい韓国の音源チャートにおいて、その後も何度も1位を獲得しており、歌手としての地位を確立している。また、しっかりした発声と豊かな表現力の歌唱力を生かして、ミュージカルにも出演。主演した「モンテ・クリスト伯」(2023-2024)では、高い評価を受けた。

2013年の日本での歌手デビュー曲は、シングル「Fly Away」。2014年には「第28回日本ゴールドディスク大賞」で「ベスト3ニュー・アーティスト賞(アジア部門)」を受賞している。

■名古屋での公演は初

今回TV初放送となる2024年11月4日に名古屋国際会議場 センチュリーホールで行われた名古屋公演は、彼にとって、名古屋の“HEARTRIDER”(ファンの名称)に会う初めての機会。最新ミニアルバム(公演当時)「SIGnature」収録の「Right Now」で、黒のスーツをラフに着こなし、黒縁メガネ姿の彼が登場すると、大きな歓声と共にファンは総立ち。サビで「みんな一緒に!」と客席にマイクを向けると大合唱に。グクは、耳に手を当ててその声を聴きながら満足そうな表情を浮かべる。

1曲目が終わり、「こんにちは。名古屋のファンの皆さん。私はソ・イングクです。よろしくお願いします」と、初デートの男子のような少しぎこちない雰囲気を漂わせながら日本語で挨拶すると、会いたかった気持ちを表わすようにファンから大歓声が上がった。そんな客席を見ながら「雰囲気が超アツいです」とサムズアップするグク。

MCの藤原倫己に「カッコよさをアップデートし続ける秘訣」を聞かれた彼は「生まれつき」と答え、すかさず「すみません」。だが続けて「何もしてないけど、こうなりました」と言ってはにかんだ。

そして、初めての名古屋で食べたモノの話題になり、「札幌ラーメン」と答えた彼。「名古屋なのに、札幌!?」と藤原にツッコまれると、「ソウルの駅で“釜山おでん”を売ってるんですよ。それに似た感じ」と苦しまぎれの言いわけを(笑)。

楽しいトークが続く中、会場全体で声を揃えて「日本デビュー11周年(当時)おめでとう!」とかけ声がかかり、「ファンの皆さんの愛情なしでは、このステージに立つこともできませんでした」と、彼は心からの感謝の気持ちを語った。そして、今回のタイトル「HEART UTOPIA」について、「僕とHEARTRIDERの皆さんとで、同じ空間で同じ時間を同じ温度で過ごして、より良い世界=UTOPIAを作っていきたい」という気持ちが込められていると説明。公演ポスターについては、「僕は二面性が好きなので、都会的で華やかな反面、おぼろげで寂しさや哀しさもある感じを見せた」と語った。草が絡まった鉄条網や転がっている錆びたドラム缶などのステージセットも彼のアイデア。退廃的な世界観の「空のかおり」のMVの世界観を表現してみたそうだ。

「ソ・イングク JAPAN FAN CONCERT TOUR 2024[Heart UTOPIA]<名古屋公演>」
「ソ・イングク JAPAN FAN CONCERT TOUR 2024[Heart UTOPIA]<名古屋公演>」 / (C)THE STAR E&M

■ドラマのセリフにキュン死

たっぷりトークを堪能した後は、最初のコーナー「HEART VOTE」に。この時、藤原が「始めのコーナー」と言うべきところを「はづめの~」と噛んでしまい、グクに「“はじめ”です」と冷静に直される一幕も。ひと笑い合って、コーナーがスタートした。これは、ここでしか見られない姿を、二択から彼が選び披露する企画。

「セクシー、愛嬌、(キメ)顔の3点セット」で、様々な表情を見せたり、「タンフルダンス」(韓国の「マラタンフル」という曲に合わせてカワイイ振付で踊るダンス)を踊ったり、ワンちゃんのような笑顔を見せたりと、まさに「ここでしか見られないソ・イングク」をいくつも披露してくれたが、一番盛り上がったのが“言ってほしいセリフ”の二択。

1つは「応答せよ1997」の「断ろうか」。これは、彼が演じたユンジェが、想いを寄せるシウォンの気持ちを知りたくて、別の女性からの告白を「断ろうか?」と言って試す、有名なセリフ。もう1つは「空から降る一億の星」の「教えて」。こちらも、ドラマの重要なシーンで出てくる、彼が演じたムヨンのセリフ。どちらも印象深いセリフなので、会場から「両方コール」が起き、それに応えて2つとも実演することになった。

まずは、「断ろうか」から。“ソ・イングク”から瞬時に“ユンジェ”になり、気持ちを作って「マンナジマッカ?(断ろうか)」と言う姿は目の前でドラマを見ているよう。その上、「付き合わない方がいい?付き合うな、って言って」と、特別に日本語でも披露し、「キャアアアア」とメロメロになった叫び声が上がった。そして「空から~」の「カルチョジョ(教えて)」では、「おぉぉー」と感嘆の声が。こちらも日本語バージョンを披露し、会場を沸かせた。

続いてのコーナーは「HEART BINGO」。これは、9マスそれぞれに彼が出演した作品名が書かれており、めくると裏にミッションが。タテヨコナナメ、3つが繋がるように成功させてビンゴを完成させる企画。クリア数によってプレゼントを貰えるファンの数が決まるため、ファン想いで有名な彼は、「クレーンゲーム」(「ショッピング王ルイ」)や「間違い探し」(「美男堂の事件手帖」)、「ワニワニパニック」(「元カレは天才詐欺師~38師機動隊~」)などのゲームに闘志をたぎらせた。

■「ファンへのお願い」を実行

2つのコーナーで盛り上がった後は、再び歌に。「今日は(ファンと)本当に大きな運命を感じています」と言うと、藤原が「さらに運命を感じてほしい」と、赤い糸でできたブレスレットをサプライズでプレゼント。グクはそれを手首に巻いて、「運命の糸」を心をこめて歌い上げた。伸びやかな歌声に乗せて、歌詞の一言一言が心に沁み込んでくる。彼の歌唱力の高さを実感できる1曲だ。

次は、全身白の衣装にチェンジして「Out of time」を。この楽曲は裏声パートが多いのだが、実は公演の冒頭に、彼からファンにあるお願いをしていた。今回、来日前に韓国でドラマの撮影をしていた際、アクションシーンでホコリを大量に吸い込んでしまい、喉の調子があまり良くない、と詫びた後、裏声がうまく出せないので、ファンにかわりに歌って助けてほしい、と頼み、練習もしていたのだ。

歌い始めから何度もある裏声パートのたびに客席にマイクを向けるグク。そのたびに一音だけかわりに歌うファンたち。その光景は奇妙で、グク本人も笑いがこみあげてしまい、切ない歌なのに吹き出してしまう。だが、後半は歌の世界観を取り戻して歌い切った。

続いて、MVで着用してファンに大好評だった衣装で現れた彼は「空のかおり」を熱唱。ステージの雰囲気も相まって、まるでMVから抜け出てきたようだ。フェイクファーの大きな帽子もよく似合っている。「喉の調子が悪い」と言っていたが、さすがプロ。そんな様子は全く感じさせない力強い歌声だった。続く「Galaxy」でも、高音をブレずに長く伸ばしていた。
「ソ・イングク JAPAN FAN CONCERT TOUR 2024[Heart UTOPIA]<名古屋公演>」
「ソ・イングク JAPAN FAN CONCERT TOUR 2024[Heart UTOPIA]<名古屋公演>」 / (C)THE STAR E&M


■「今日のこの場がUTOPIAだと感じてほしい」

盛り上がる中、残すところ最後の1曲に。「今日の公演は、タイトル通り、HEARTRIDERの皆さんが、つらいことがあって日常がディストピアのように感じていても、この場はユートピアだと感じてほしいという気持ちで準備しましたが、気に入っていただけましたか?」という彼の言葉に、ファンは大きな歓声で応える。

続けて彼は、「もしファンの皆さんが居なかったら、この世界はディストピアだっただろうな…。皆さんは僕にとってのプレゼント。僕が歩んでいくすべての道に、皆さんが手を繋いでくれていると思います」と、感謝の言葉を芝居がかった口調で語った後、「これは実は作家さんが書いたセリフだったんです」と、照れ隠しのように言った。「でも、これは僕の本心です」と、さらに感謝の言葉を続けた。

本編ラストソングは、「君という花」。今回の公演のセットリストは「SIGnature」の楽曲を中心に構成された。歌う前に、この曲も裏声を多用する、とワザと声をひっくりかえして歌って見せた後、ツボに入ったようで鼻を鳴らすほど大爆笑するグク。そんな彼を見て、ファンも大爆笑。楽しい気分のまま、歌が始まった。この曲ではペンライトではなく、全員がスマホのライトを点灯。白い光が波のように揺れ、美しい風景の中、本編が終了した。

■アンコールでは客席へ

「ソ・イングク!」コールの中、LEDには舞台袖のグクがアップに。「もう少し遊びましょうか?」と言ってステージに登場して「My Baby U(エギヤ)」を。サビではファンが「エギヤ!」と掛け声を。会場がラブな空気で包まれた。

最後に改めてファンへの感謝をアツく述べた彼は、この先も続く長い旅路も共に歩んでくれるように願い、本当に最後の曲「All for You」へ。この曲は「応答せよ1997」のOSTで、シウォン役のチョン・ウンジとのデュエット曲。「みんな、一緒に歌って」との言葉で、ファンがウンジのパートを歌い始める。韓国語の歌詞だが大合唱。そして、彼は客席に降り、ファンに囲まれながら熱唱。ステージに戻り客席の隅々まで見渡した後、ステージを去ったが、何度も何度も顔を出し、離れがたい気持ちを溢れさせた。

■12月には、神戸公演もTV初放送

この公演は、名古屋の他、横浜と神戸でも行われたが、衛星劇場では12月に神戸公演の模様もTV初放送でお届け。また、この名古屋公演のオンエア前の11月9日(日)午後6時から、2023年開催の『SEO IN GUK「IN THE X」日本デビュー10周年記念ファンコンサート』東京公演の模様も放送する。

◆文=鳥居美保




あなたにおすすめ