世界ラリー選手権(WRC)第13戦ラリー・ジャパンのスペシャルステージ1が愛知県の鞍ヶ池公園で行なわれ、トヨタのカッレ・ロバンペラがトップタイムとなった。
今シーズンもラリー・ジャパンを含めて残り2戦。トヨタは前戦セントラル・ヨーロピアン・ラリーでマニュファクチャラーズタイトル獲得を決めており、ドライバーズランキングもトヨタのドライバー3人が激しく上位を争っている状態だ。
母国のラリー・ジャパンでも、トヨタ勢は好調な滑り出し。木曜午前に鞍ヶ池公園で行なわれたシェイクダウンでは、エルフィン・エバンスがトップタイム、勝田貴元が2番手につけた。
同日16時すぎ、鞍ヶ池公園でのSS1が実施されラリー・ジャパンの幕が上がった。
2.75kmの「クラガイケ・パークSSS」を最速で駆け抜けたのは、トヨタのロバンペラ。来季からのスーパーフォーミュラ挑戦を発表した彼にとって、少なくとも当面最後のラリー・ジャパンとなるが、ヒョンデのオット・タナクを0.1秒上回ってみせた。
3番手には勝田貴元が0.3秒差で続き、セバスチャン・オジェ、サミ・パヤリ、エルフィン・エバンスと3~6番手までトヨタ勢が続いた。
来年のシングルシーター転向に備えて、先週スペインでF2マシンをテストしたロバンペラは2023年のラリー・ジャパンで3位となっているが、日本の狭い道路でのターマックラリーは得意ではないと明言している。
「難しいラリーだ。ここのステージのスタイルは、僕の得意分野ではない」
そうロバンペラはmotorsport.comに語った。
「とはいえ、それでも強い結果を出す必要があるのは変わらない。我々は確実にポイントが必要で、まずはエルフィンとセブを上回ることを第一目標とする。結果がどうなるか見てみよう」
「(F2マシンで)実際にシートに座って、そのマシンをプッシュする、きちんとしたテストができて良かった。とても順調だ。もちろん、マシンを変更してラリーカーに戻ることはスケジュール的に楽なものではなかった。最適とは言いづらいね。首は大丈夫、まだ残っているよ!」
とはいえ、ラリー・ジャパンは全20ステージ中まだ1ステージを終えたのみ。M-スポーツ・フォード勢は一歩遅れたものの、トヨタ5台とヒョンデ3台は1秒差以内にひしめいている。SS2~7までの6ステージが行なわれるデイ2で本格的な戦いの火蓋が切られることになる。

