レギュラーシーズン最終盤で再び量産態勢だ。
現地時間９月20日（日本時間21日）、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、本拠地ドジャースタジアムで行なわれたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に「１番・DH」として先発出場。フィリーズのカイル・シュワバーに並び、１位タイへ浮上した。
前日の逆方向アーチを彷彿とさせる完璧な一撃だ。５対４の１点リードで迎えた６回先頭の第４打席、ジャイアンツの４番手右腕ジョエル・ペゲーロと対峙すると、カウント2-2から投じられた外角高めのフォーシームを強振。これが打球速度107.4マイル（約172.8キロ）、飛距離403フィート（約123メートル）を計測する左中間席への豪快弾となった。
快音が止まらないスーパースターの活躍ぶりには、SNS上でも反響の声が続々。その中でドジャースの公式情報サイト『Dodger Insider』は、Xを更新し、「またもショウヘイ・オオタニが新たな記録を打ち立てた。ドジャースタジアムでシーズン最多記録となる29本塁打だ。これまでの最多は自身の28本だった」と偉業達成を伝えている。
また、ドジャース専門メディア『Dodger Blue』は、「ショウヘイ・オオタニ！これで６対４だ」と興奮気味に反応すると、『Dodger Insider』と同じく、ドジャースタジアムでのシーズン最多本塁打記録に注目。「気をつけて。まだ中には、本当にナ・リーグMVP争いが存在すると思っている人もいるみたいだから」と皮肉を込めて投稿していた。
自身の記録をも次々と塗り替え、新たな歴史を築いている大谷。レギュラーシーズンも残り７試合だが、果たしてどこまで数字を伸ばすのか。今後もそのパフォーマンスから目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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