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「勝利の80%はポールポジションから」マシン性能で不利なフェルスタッペン、マクラーレン勢を逆転するには?「極端な選択をする可能性も」伊紙が考察

「勝利の80%はポールポジションから」マシン性能で不利なフェルスタッペン、マクラーレン勢を逆転するには?「極端な選択をする可能性も」伊紙が考察

 2025年のF1は残り4戦。ドライバーチャンピオンシップはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が猛追してマクラーレン勢の争いに割って入り、熾烈な三つ巴の戦いを繰り広げる可能性が高そうだ。

 ポイントでは、1位ランド・ノリスが357点、2位オスカー・ピアストリが356点、そして3位フェルスタッペンが321点と、マクラーレン勢が有利な状況に変わりはないが、ここからのラストスパートにおいて勝敗を分けるポイントを、イタリアのスポーツ紙『Gazzetta dello Sport』が指摘している。

 今季の特徴として同紙が挙げたのは、「予選の結果が例年よりも大きな影響を及ぼしている。実際、今季ここまでのグランプリの70%(過去10年間で最も高い割合)で、最初にチェッカーフラッグを受けたのは、ポールポジションを獲得したドライバーだったのだ。直近6戦は4人の異なるドライバーが勝利しているが(フェルスタッペンが3回)全員がポールからのスタートだった」
 

「先頭のグリッドからスタートするのは、シーズンを通して大きな意味を持っており、残りのタイトル争いでも重要な要素となるだろう」と綴った同紙は、さらにこれを裏付ける事例としてフェルスタッペンのデータを取り上げ、「彼の勝利(5勝)の80%はポールから(そして100%がフロントロウから)達成された」と紹介している。

 一方で「ノリスのそれは66.7%、ピアストリは57.1%」に止まっている。これには「驚くべきではない。マクラーレンの今季のマシンは全体的にフェルスタッペンのそれよりも速く、時には圧倒的な速さを見せてきたからだ。より速いマシンを持つメーターで、ピアストリやノリスは予選がやや不十分な結果に終わっても日曜日に挽回するチャンスをつかんだ」と、その背景を説明する。

 そのうえで、「フェルスタッペンは、マクラーレン勢より明らかに遅いマシンだった週末でも、予選での結果を武器にポイントを削り取る展開に成功している。例えばシンガポールGPでは、土曜日に2番手を確保した位置取りで、レース中は明らかに速かったノリスを抑え込む走りができた。またオースティン(アメリカGP)でも、後にノリスがシャルル・ルクレール(フェラーリ)を抜いてから見せた速さを考えると、予選で前に出ていたアドバンテージが大きく影響している」と、レッドブルにとっての「勝利の条件」を示した。
  テキサス州オースティンでのレースでは、また別の重要なポイントが示されたとも同紙は指摘。フェルスタッペンがポールスタートする展開で「クリーンエア」を得てレースを完全にコントロールできたのだ。一方で、ノリスはルクレールより速いペースを持ちながらも、ライバルの見事な防御に加え、「ダーティーエア」の中での走行を強いられて苦戦しており、「この戦いは、現在のF1においてオーバーテイクがいかに難しいかを改めて示した」と綴っている。

「タイトル獲得の有力候補はマクラーレンの2人だ。彼らはより多くのポイントを持ち、より優れたマシンを操っている。したがって、フェルスタッペンが王座を守るには偉業、あるいは奇跡が必要だ」と改めて見解を示した同紙だが、追う立場のオランダ人ドライバーには「ほとんどプレッシャーから解放されている。ライバルたちと違って失うものが少ない」利点があるという。

「この要素が、彼に極端な選択をさせる可能性がある。特に予選で、ライバルたちの前に出る展開に持ち込めれば、ピアストリとノリスにプレッシャーをかけ、彼らを追い上げに回らせる流れができる。それはまた、戦略運用で常に完璧ではないマクラーレンチームに重圧を与える要因にもなる。さらに前述したように、現在のF1ではオーバーテイクが難しい。もし追い抜き自体が難しいなら、フェルスタッペンを抜くのはさらに困難だ」
  メキシコGPでは圧勝したノリスのペースを見る限り、「レースペースでは理論上、ライバルより遅い」フェルスタッペンと彼のチームは、「予選で大胆なセットアップを選び、状況をひっくり返す可能性もある」と展望を示した同紙は、「ここからは、最終戦のレースまでのあらゆるセッションがよりいっそう重要になり、たった一度の予選でのスーパーパフォーマンスが決定的な意味を持つ場面もあり得る」と指摘した。

 予選に賭けてポールポジションを奪いにいき、レースではひたすら逃げを打つ作戦をレッドブルが立てるのであれば、そこではフェルスタッペンのドライビングとチームの戦略が完璧である展開が絶対条件となる。加えてもうひとりのドライバー、角田裕毅も重要な役割を担う可能性がある。その意味でレッドブル、マクラーレンによるチームとしての「総力戦」の様相を呈するレースになるが、後者はチーム内対決も同時に展開されるだけに、レッドブルがこれも上手く利用できるかが非常に興味深いところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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