『レッスルパルーザ』が現地時間20日、インディアナ州インディアナポリスで行われ、CMパンク&AJリーがセス“フリーキン"ロリンズ&ベッキー・リンチとの夫婦対決を制した。
8・31『クラッシュ・イン・パリ』でベッキー介入によってロリンズがパンクを破って世界ヘビー級王座を防衛。これをきっかけにパンク夫人・AJリーが10年ぶりに復帰を決意。ロリンズ&ベッキーに対戦を要求し、この日の夫婦タッグ対決が実現することになった。
序盤、リング下でベッキーとキスを交わしたロリンズにパンクがトペスイシーダで突っ込んで先制したが、GTSが不発に終わると、長時間、劣勢に追い込まれてしまう。ロリンズはファルコンアローで叩きつけ、AJリーばりのスキップで勝ち誇ったが、次の瞬間、パンクがGTSで怒りの逆襲。ようやくタッチを受けたAJリーがルー・テーズ・プレスでベッキーに飛びついてパンチを連発。ソバット、ダイビングボディアタックと攻め込んだ。
なおもAJリーがベッキーとロリンズに張り手を連打。ベッキーのマンハンドルスラムを阻止してスピンキックを見舞い、ロリンズを踏み台にしてのスイングDDTでベッキーを突き刺す。パンクの援護射撃を受けてスライスブレッドをロリンズに決めると、ムーンサルト状態でベッキーの上に落下。さらにパンクがロリンズに、AJリーがベッキーに串刺しジャンピングニー、ブルドッギングヘッドロック、シャイニングウィザードを次々に同時に決め、AJリーが必殺のブラックウィドウ(飛びつき変型卍固め)で捕らえた。
パンク&AJリーの勝機だったが、ロリンズがベッキーを救出。ロリンズがパンク、ベッキーがAJリーにペディグリーを同時に決めた。そしてパンクのポーズを二人で真似てからGTSを同時に狙ったが、阻止したパンクがラリアットでロリンズを分断。AJリーはエクスプロイダーでベッキーを投げ飛ばす。パンクが掟破りの逆カーブストンプを決め、張り手を連発したベッキーがシャープシューターで捕らえても、パンクは難なく脱出。「女に手を出さない」と宣言していたパンクだが、シャープシューターでお返しした。
するとロリンズが救出し、ペディグリー、カーブストンプで逆襲。AJリーがカットに飛び込んでも、ベッキーがマンハンドルスラムで叩きつける。パンクとロリンズ、AJリーとベッキーが激しい殴り合いを展開すると、場外戦に突入。実況席上での同時攻撃を狙い合う。パンクがGTSの構えに入ったが、ベッキーがAJリーを投げつけて阻止した。そのスキにベッキーがAJリーをリングに戻したものの、AJリーがブラックウィドウで絡みついて勝負あり。夫婦対決はパンク&AJリー夫妻が制した。
『レッスルパルーザ』の模様は日本国内ではABEMAにて放映された。

