「雑穀を摂取すればダイエットに効果的」という話をYouTubeでみた。真偽のほどは不明なうえ何の責任も持てないので詳細は差し控えるが、とにかく私はモーレツに「雑穀を摂取したい」という思いに駆られた。で…… “雑穀” って何だっけ?
さっそくググったところ雑穀とは「主食以外に食する穀物の総称」。日本では基本『米』『麦』以外の穀物を指すらしい。なるほど……雑穀と言われてまず思いつくのは「雑穀米」である。が、雑穀と同時に米もモリモリ食べたのでは、とてもダイエットに効果的と思えない。
そこで今回、スーパーで売ってる『十六穀米の素』に米を加えず『十六穀』だけを食してみることにしたぞ。十六穀米の米抜き……果たしてマトモに食えるシロモノなのだろうか?
・十六穀のうちわけ
最近はオシャレカフェのみならず、そのへんの定食屋でも雑穀ごはんを注文できるのが普通になってきた。「なんか健康によさそう」という理由から、私は基本的に雑穀ごはんをチョイスしている。
市販の十六穀米の素(1包装 / 25グラム)。中身は丸麦、胚芽押麦、とうもろこし、黒豆、青肌玄米、もち麦、たかきび、もち白米、青大豆、赤米、ホワイトソルガム、アマランサス、キヌア、白ごま、発芽玄米、ひえ。
ホワイトソルガムとアマランサスの素性が気になるが一旦おいといて、1包装に対する白米の分量が……
これ。
雑穀米初心者の分際でナマ言ってゴメンだけど……ちょっと白米多くない?
・うまいぞ十六穀米
所定の分量は「雑穀1包装に対して米2〜3合」(今回は2合)。
う〜む。雑穀米がこんなにも “白米メイン + α” だったことを初めて知ったよ。指定された量の水を入れ、炊飯すること45分……
ワ〜〜ッ! 最高の香り!!!
初めて自作した十六穀米は、「おいしい……おいしい」と思わず2度繰り返してしまうほどウマかった。あんなにチョッピリの雑穀が、白米を脇役に追いやるほどの存在感を放っている。健康によさそうとか関係なく、普通の白米よりも私は好きだ。
雑穀って……スゴイ。
ってことでそろそろ本題。
『米抜き十六穀』の炊飯に取りかかろう。
