『レッスルパルーザ』が現地時間20日、インディアナ州インディアナポリスで行われ、コーディ・ローデスが激闘の末、ドリュー・マッキンタイアを退け、統一WWE王座防衛を果たした。
マッキンタイアが実況席貫通式クレイモアでコーディに宣戦布告し、統一WWE王座挑戦を表明。欠場に追い込まれたコーディだったが、9・12ロウで1ヵ月ぶりに復帰すると、マッキンタイアを次期挑戦者に指名した。そして両者による統一WWE王座戦がこの日のメインイベントで行われた。
挑発的に詰め寄るマッキンタイアにコーディは張り手をお見舞い。激しい殴り合いもバイオニックエルボーで制し、早くもコーディカッターをさく裂させる。頭部のダメージが残るためか足をふらつかせながらも、マッキンタイアをエプロンに追いやってディザスターキックを発射。場外に転落したマッキンタイアにトペスイシーダを連発した。
2発目をキャッチしたマッキンタイアはコーディを鉄柱に叩きつけて反撃。リングに戻るとフロントスープレックスを連発していく。再び場外戦になるとリバースアラバマスラムで顔面を鉄階段に激突させる荒技を敢行。それでもコーディはトップロープからの雪崩式ブレーンバスターで逆襲。高速パワースラム、ディザスターキック、コーディカッターと得意技を連発して巻き返した。
勝機と見たコーディはクロスローズの構えに入ったが、マッキンタイアも決めさせず。コーナーに上がったコーディにグラスゴーキスを見舞うと、雪崩式ホワイトノイズを敢行した。クレイモアはコーディがことごとく不発に終わらせ、足4の字固めで捕獲。耐えたマッキンタイアはターンバックルを剥がしたが、コーディがコーナー金具に激突させ、クロスローズをさく裂させた。
マッキンタイアもギリギリでキックアウト。コーディカッターを食い止め、トペコンヒーロで逆襲。リングに戻るとクレイモアを発射した。コーディが肩を挙げると、マッキンタイアは実況席貫通式クレイモアを狙った。が、コーディが回避して自爆に終わり、マッキンタイアは右足首を負傷。何とかリングに戻ると、コーディカッターをグラスゴーキスで撃墜し、クレイモアを狙ったものの足のダメージのため途中で崩れ落ちてしまう。すかさずコーディがスーパーコーディカッター、クロスローズとたたみかけて3カウントを奪取。激闘の末、統一WWE王座を守り抜いた。
『レッスルパルーザ』の模様は日本国内ではABEMAにて放映された。

