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角田裕毅、今季残り4戦に完全集中。マシンへの自信も高まる「メキシコでショートランとロングランの両方で前進できたのは良い兆候」

角田裕毅、今季残り4戦に完全集中。マシンへの自信も高まる「メキシコでショートランとロングランの両方で前進できたのは良い兆候」

レッドブルの角田裕毅が、F1サンパウロGPの木曜日に記者団の取材に応じ、現在のマシンへの適応度合いは「85〜90%くらい」だと語った。

 2週間前のメキシコシティGPでは、予選決勝共にチームメイトのマックス・フェルスタッペンに近いペースで走った。しかし決勝ではピットストップ時にリヤのジャッキアップに手間取るというミスがあり、大きくポジションを落とすことに。その後追い上げたものの、結局は11位止まりとポイントを取り逃がすことになった。

「(ピットストップでのミスは)一度限りの出来事だと思います。僕らにとっても新しい出来事でした。将来避けるべきだという面で、良い学びになったと思います」

 角田はメキシコでのピットストップを、そう振り返った。

「シーズンこれまで、ピットストップはほとんどが素晴らしかったです。もちろん、ポイントを失ったことは残念ですが、レースではよくあることだとも言えます。そういうこともあるんだと思います」

 そんな角田は、まだフェルスタッペンには敵わないと認めつつも、マシンに対する自信は深まってきていると語った。

「常に自信を積み重ねているところです。でも自信はこれまで以上に良いです。レースごとに一歩ずつ、理解しようと努めているところです」

「メキシコではマックスとの差は小さく、常に僅差でした。だからと言って、全く同じになるわけではないです。皆さんご存知の通り、彼はスーパードライバーです。マシンからパフォーマンスを引き出す方法は驚異的です」

「毎レース、彼の軌跡を辿って、彼がどうやってパフォーマンスを引き出しているのか、学ぼうとしています。簡単ではないですが、全力を尽くします」

「メキシコは、ショートランとロングランの両方で、近いパフォーマンスを発揮できたレースだったと思います。他のグランプリでは、ショートランだけとか、ロングランだけ接近できたということはありました。でもメキシコでは両方とも差を縮めることができたので、良い兆候だったと思います。これからもそうあり続けたいと思っています」

 角田は昨年、ここブラジルでは素晴らしい活躍を見せた。雨に見舞われる中、予選で3番手、決勝ではあわや優勝という展開もありつつ、最終的には7位となった。

「昨年は良い思い出がありますし、ここでのドライビングの仕方もわかっています。しかもマシンも新しくなりました」

「このマシンがどんな挙動をするのかすごく楽しみです。コースインする時は、いつもそう思っています。特に今回はスプリント予選とスプリントレースがありますから、楽しみです」

「(スプリントフォーマットで行なわれる週末は)最初のセッションでマシンに適応し、挙動を理解してパフォーマンスを引き出すことが鍵です。だから、もちろんベストを尽くします。昨年は良いレースができたことは間違いないですし、このレースに向けて自信を持っています」

 今シーズンも終盤に差し掛かっている。来季は大きくマシンのレギュレーションが変わり、マシンの特性も一変するはずだ。レッドブルの来季マシンの開発に携わっているのかと尋ねられると、角田は次のように語った。

「マックスほど深くは携わっていないと思います。とにかく今は、2025年シーズンに完全に集中しています。それだけです」

「全てのレースで、最高のパフォーマンスを発揮しなければいけません。来年のマシンやその他の全てについては、彼が今後さらにフィードバックをもたらしてくれると思います。でも、今僕がやっていることとは全く異なる状況です。今後のレースで、良いパフォーマンスを維持しなければいけませんからね。今は今回のレースに集中しているだけです」

 そして角田は、レッドブルRB21の挙動に驚かされるようなことは少なくなってきたと語った。

「このマシンから、ちょっとした驚きを感じるような機会は減ったと言えると思います。まだ100%とは言えませんけどね」

「以前も言ったように、プレシーズンテストからこのマシンに乗っていれば、事前になんでも、好きなように試せるんです。でもシーズン途中から飛び乗ると、新しいサーキットに行くたびにドライブしたことのないマシンに乗るというような感じになるので、慣れる必要があります。常に状況が違いますし、自信を手にいれるのは簡単ではないです」

「100%にはほど遠いですが、90%とか85%くらいだと思います。ゆっくりとではありますが、そこに近づいてきていると思っています」

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