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ハミルトン、怒り収まらず。メキシコで“自分だけ”ペナルティの裁定は「透明性と説明責任に問題」と批判

ハミルトン、怒り収まらず。メキシコで“自分だけ”ペナルティの裁定は「透明性と説明責任に問題」と批判

F1メキシコシティGPの決勝レースで10秒のタイムペナルティが科され、8位に終わったルイス・ハミルトン(フェラーリ)。彼はスチュワードの一貫性のなさに未だ憤っている。

 3番グリッドからスタートし、レース序盤はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と激しい3番手争いを繰り広げていたハミルトンは6周目、ターン4で飛び出し、芝生をショートカットする形でターン6手前でコースに合流した。これで「持続的なアドバンテージ」を得たと判断されたハミルトンは10秒のタイムペナルティを科され、上位争いから脱落した。

 しかしながらハミルトンは、グリップの低い芝生のランオフエリアを走行したことではアドバンテージにはならなかったと主張し、そもそも直前のバトルで芝生に飛び出しショートカットしたフェルスタッペンに罰則がなかったことから、裁定の一貫性に疑問を示している。

 またオープニングラップの1コーナーでもチームメイトのシャルル・ルクレール含め複数台が芝生に飛び出したが、ペナルティはなかった。1周目のターン1でハミルトンに並びかけていたルクレールは、ターン2をショートカットしてトップに立つと、ランド・ノリス(マクラーレン)に首位の座は譲ったものの、ハミルトンの前には居座った。

 このことについてはレース後に「イカれている」と強い言葉で非難していたハミルトン。メルセデスのジョージ・ラッセルもそれに同調し、“芝刈り機レース”となっている状況でスチュワードが何のアクションもとらなかったことに戸惑いを隠せていなかった。

 サンパウロGPの木曜日、前回のレースでなぜ自分が罰せられたか納得できたかと尋ねられたハミルトンは、こう返答した。

「いや、特には。明確さがなく、それこそが一番の大きな問題だと思う。透明性と説明責任(の問題)だ」

「それに、こうした決定が裏で秘密裏に行なわれているということも問題だ。これは間違いなく改善されるべきものだ。裏側で何か変える必要があるのは間違いない」

 ハミルトンは2021年、シリーズ最終戦アブダビGPでのレースディレクションの物議を醸す裁定によって、タイトルをフェルスタッペンに奪われたという経験がある。彼はその時のことを暗に示唆しながらこう続けた。

「彼らが自分たちの判断の重みを理解しているかどうかは分からないけど、結局のところ過去の例からも分かるように、こういった裁定はチャンピオンシップの結果も左右する。この点については、何らかの対応が必要だと思う」

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