マクラーレンのランド・ノリスは、今週末のF1サンパウロGPで勝つことの重要性を語った。曰く、アイルトン・セナがマクラーレンで残した歴史を考えれば、その重要性は高まっていると考えているようだ。
ノリスはチームメイトのオスカー・ピアストリに1ポイント差をつけてドライバーズランキングをリードし、今週末のサンパウロGPに挑む。ノリスは、どのレースも同じように重要であると語ったが、その中にも特別レースがいくつか存在するとも認めた。そのうちのひとつが、今週末のサンパウロGPである。
「重要性という点では、どのレースも、他のレースより重要だと考えて臨むことはない。チャンピオンシップという点では、どのレースも重要だと考えている」
ノリスはサンパウロGPの木曜日にそう語った。
「歴史における重要性という点では、僕にとってはどのレースも同じだ。でも、勝つことでより特別な意味を持つことになるレースもある。シルバーストンやモナコといった歴史のあるレースを考えると、勝つことはより特別なんだ」
「もちろん、今回のレースもそのひとつだ。特に全てのことが、アイルトンと彼の歴史に結びついているからね。特にマクラーレンとの関わりも深いから、より特別なモノになるだろう。大切なことだ。どのレースも重要なんだけど、より特別なモノにはなると思う」
セナはデビュー以来母国ブラジルではなかなか勝つことができなかった。しかし1991年、最後にはギヤボックストラブルに見舞われ、シフトチェンジできないという状況でも必死にマシンをコントロールして優勝。母国での初勝利に、セナは歓喜の涙を流した。その2年後の1993年にも、セナはブラジルGPを制している。
ノリスはセナについて、さらに次のように続けた。
「自分の名前が、そういう人たちの隣に書かれるチャンスに恵まれること……そういう経験は、いつも僕を笑顔にしてくれる。アイルトンのレースを見たりしたことはなかったんだけどね」
ノリスは1999年生まれ。セナが亡くなったのは1994年であるため、彼がリアルタイムでセナの走りを見ることはできなかったわけだ。
「彼がどれほど素晴らしいドライバーだったのか、それは本当に知らなかった。自分の名前がトロフィーの横に、あるいは同じ文章の中に載るだけでも、最高にクールなことだと思う」
「子供の頃には、そんなことを夢見るなんて考えていなかった。でも、そういうのに憧れるものなんだ。他の場所で勝つのも、嬉しいことだけどね」
「インテルラゴス(サンパウロGP開催サーキット)には歴史があるから、ここで勝つことができれば、もっと特別な経験になるだろう」

