エルフ・荒川が白旗「ヘンすぎて……」
【Bブロック】
■B-1/エルフ(荒川、はる)=4年連続4回目
4回目のファイナリストとなったのはエルフ。荒川は「『THE W』は、いろいろ言われがち。(大会自体)ガチで面白いし、ぶちかましたい。そのうえで勝ちたいです」と意気込みを語ります。
Bブロックのトップバッターになったことについては、「この(決勝が放送される)時間を盛り上げたい……土曜日の晩をウチらで盛り上げたい」と荒川。はるから「(言い直したうえ、語尾に)ギャル要素、盛り込まんといて」とツッコミが入ります。
記者から『THE W』の魅力を問われて「生き様」だと答えた荒川は、「芸風に人生をぶつける人もいますし、漫才やコントもやれて、ピン芸人も出る大会なんてなかなかない。それぞれの人生が出るんじゃないかなと思います」と語りました。
■B-2/パンツ万博(飛騨ニョッキ、みぎぃ)=初出場
芸歴1年目で昨年12月に結成したばかりの2人。みぎぃが「めっちゃ緊張して手汗すごくて。手汗を全部集めて炭酸をかけ、冷やしたら炭酸水がつくれそうです」と言えば、飛騨も「『THE W』は、わんこそばの大会だと思っていました」とボケて周囲を困惑させます。
すると、荒川が「説明遅れました……両方、ヘンなんです!」と解説。みぎぃは「さっき荒川さんとお話させてもらったんですけど、(不思議キャラすぎて)『もう話できへんわ』って言われました」と明かし、笑いが巻き起こりました。
■B-3/ニッチェ(江上敬子、近藤くみこ)=7年ぶり3回目
ニッチェが2018年以来のファイナリストに。2人は、妊娠・出産などでネタが作れなかった時期もあったと明かします。「事務所ライブも出られず、腐りそうな時期もあったのですが、『THE W』で輝いている後輩たちを見て、やりたいなーと思って」と熱弁。
そんななか、「常連組が勝ち切る方法」について質問が。江上は「最初に出させてもらったころと環境も変わりましたし、家庭ができて、子どもができて、ネタに対して感じる気持ちが変わったんですね。その部分で、いま私たちがやっているネタがいちばん面白いと思っているんで、その気持ちをぶつけるしかないなと思います」とコメント。近藤は「以下同文です」と伝えました。
また、近藤の涙を見て辻岡アナがもらい泣きする一幕も。もっとも、近藤が年齢によるドライアイだと説明すると、辻岡アナは「聞きたくない!」と反応しました。
■B-4/ヤメピ(うかり、水分スイ)=初出場
結成2カ月で決勝進出という“偉業”を達成したヤメピ。まだ、大阪にある吉本興業の若手芸人のための劇場『よしもと漫才劇場』の劇場メンバーにもなれていない状況とのこと。うかりは、先の電気ジュースのコメントを引用しつつ、自らを「我々も関西のダークダークダークダークダークホースです」と紹介しました。
記者から「この喜びを誰に伝えたいか?」と問われると「オクダさんとヒジカタさん」と回答。「誰ですか?」という声に、水分が「それぞれのバイト先の店長です」と答えて笑いを誘っていました。