「あんかけ焼きそばはお店に行かなきゃ食べられない」と思っていませんか?
そんな方必見の、お家でも手軽に本格中華の味を再現できるレシピがこちら。NHK「きょうの料理」で紹介された、栗原はるみさんの「豚肉と小松菜のあんかけ焼きそば」です。
ネットでも、「一ランク上の中華」「思ったよりも簡単」「また作ります」「リピ決定です」など、評判の一品。ちょっとしたひと手間で麺がカリッとふわふわになるそうです。
今回、実際に作ってみましたので、その味や作りやすさを本音でレビューします!

準備時間:7分 調理時間:30分
■材料(一人分)

今回は紹興酒を料理酒で代用して作りましたが、紹興酒を使うことで複雑なコク深さが出てより本格的な味わいになりますよ。
主な材料- 中華麺(蒸し/焼きそば用):1玉
- 豚切り落とし肉:50g
- 長ねぎ(青い部分):2〜3cm
- 小松菜:1/3束(約100g)
- ゆでたけのこ(千切り):30g
- 干ししいたけ(水で戻して薄切り):1枚
- しょうが(つぶす):1/3かけ
- にんにく(つぶす):1/3かけ
- 水溶き片栗粉:水と片栗粉 各小さじ2
- サラダ油:小さじ5
- 塩:少々
- 粗びき黒こしょう:少々
- ごま油:適量
- 練りがらし:適量
- 酢(お好みで):適量
- 鶏がらスープ:130ml(鶏がらスープの素小さじ2/3をお湯130mlで溶いたもの)
- しょうゆ:小さじ2
- オイスターソース:小さじ2
- 紹興酒(または料理酒):小さじ2
フライパン、鍋、深めフライパン、まな板、包丁
■作り方
①長ねぎは縦2〜3等分に切り、小松菜は5〜6cmに切って葉と茎を分けておきます。豚肉は大きければ食べやすい大きさに切ります。

②中華麺は手で1本ずつ丁寧にほぐします。少し手間ですが、表面がカリッとふんわり仕上がるポイントだそうです。袋のまま500Wで30秒ほどチンするとほぐしやすくなりますよ。

③フライパンにサラダ油小さじ2を中火で熱し、弱めの中火にして麺を入れて動かさずに焼き、焼き色がついたらふんわりとほぐして上下を返しサラダ油小さじ1を足します。時々箸でほぐしながら15〜20かけて所々に焼き色をつけ、カリッと香ばしく仕上げるのがポイントです。


④鍋にAを入れて混ぜ、火にかけて温めておきます。

⑤別の深めのフライパンにサラダ油小さじ2を入れて中火で熱し、しょうが、にんにく、ねぎを入れて香りが出るまでよく炒め、豚肉を加えて、塩・粗びき黒こしょうを振ります。

⑥たけのこ、しいたけ、小松菜の茎、小松菜の葉を順に加えて手早く炒め合わせ、④を加えて煮立ったら水溶き片栗粉でとろみをつけ、仕上げにごま油を加えて風味付けをします。
小松菜の食感を損なわないように、手早く炒めるのがポイント。水溶き片栗粉は一度火を止めてから入れるとダマになりにくくなりますよ。


⑦麺をほぐしてふんわりと器に盛り、⑥をかけて練りがらしを添えて完成です。お好みで酢をかけて食べます。


■ポイント

カリカリで香ばしい麺に、旨みが濃厚のとろ〜りあんかけが絡んでやみつきになる味です。小松菜のシャキッとした食感がアクセントで、つい箸が止まらなくなります。

お好みで食べる途中で酢をかけると、まろやかな酸味が効いてさっぱりといただけます。

にんにくと生姜は潰すことで香りが油に移りやすく、焦げにくくなるメリットがあります。ねぎの青い部分も捨てずに油で炒めることで、ねぎの香味が引き立って美味しく活用できますよ。

まるでお店レベルの味をお家でも気軽に楽しめるので、みなさんもぜひ一度試してみてくださいね。
■クリエイター紹介
調理・撮影・執筆:yurika
フードコーディネーターとして活動中。料理系メディア制作会社での経験を活かし、レシピ開発・フード撮影・動画制作・記事執筆まで幅広く手がけています。“ラクして映える”簡単レシピが得意です。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:GourmetBiz編集部>
