愛知・岐阜を舞台に行なわれている世界ラリー選手権(WRC)第13戦ラリー・ジャパンのデイ2が行なわれ、トヨタのセバスチャン・オジェが総合首位に立っている。
デイ1に行なわれたステージ1では、トヨタのカッレ・ロバンペラがトップタイム。他トヨタ勢も、2番手のオット・タナク(ヒョンデ)を挟んで3~6番手を占めるなど、母国イベントを良い形でスタートしていた。
デイ2に入ってもトヨタは引き続き好調で、SS2『稲武/設楽1』はトヨタがトップ5を独占。総合順位では、SS2でトップだったオジェが総合首位に浮上した。
しかし続くSS3の『新城1』では、ロバンペラが左リヤをガードレールに当ててしまい、サスペンションにダメージを負って2分以上の後退を余儀なくされてしまった。
来季はスーパーフォーミュラに挑戦するロバンペラは、タイトル獲得を目指しエバンスとの13ポイント差を逆転することを目標としていたが、タイトル争いにも大きなダメージを及ぼすクラッシュになってしまった。
さらにジョシュ・マッカーリーン(M-スポーツ・フォード)もこのSS3で大クラッシュを喫しており、それ以降に予定されていたラリー2クラスの走行がキャンセルされている。マッカーリンとコ・ドライバーのオ-ン・トレイシーは念の為病院に搬送されたが、幸い大事には至っていない。
SS3でトップだった勝田貴元がここで総合首位に浮上したが、続くSS4『伊勢神トンネル1』でもトヨタ勢が激しく競い合い、オジェが首位奪還。ライバルのヒョンデが狭くテクニカルなアスファルトステージで苦戦を続けるのを尻目に、上位を固めた。
午後になって、ヒョンデのアドリアン・フルモーがSS5『伊勢神トンネル2』で3番手、SS7『新城2』で2番手に食い込んだ結果、総合4番手まで浮上したものの、トップ3を占めるトヨタの牙城を崩すことはできなかった。
デイ2を終えた時点で、首位のオジェは同2番手の勝田に対して7.9秒のリード。勝田の2.3秒後方にポイントリーダーのエルフィン・エバンスがつけている。4番手フルモーはさらに13.8秒後方だ。

