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小椋藍がトップ10で予選Q2直行! マルケス弟が盤石の速さで最速&バニャイヤが復調|MotoGPポルトガルGP プラクティス

小椋藍がトップ10で予選Q2直行! マルケス弟が盤石の速さで最速&バニャイヤが復調|MotoGPポルトガルGP プラクティス

アルガルヴェ・サーキットでMotoGP第21戦ポルトガルGPの初日プラクティスが行なわれた。最速タイムを記録したのは、グレシーニのアレックス・マルケスだった。

 Moto3やMoto2クラスのプラクティス中には一時的に雨が降ったが、その雨が止み、MotoGPクラスのプラクティスがスタートした。なお、今回もレギュラーライダー3人が欠場している。

 プラクティスでは予選Q2への直接進出権を手にするトップ10入りすることが重要となるが、FP1で速さを発揮したアレックス・マルケスが、このセッションもリードした。

 アレックス・マルケスは序盤、ライバルにコンマ6秒差をつける1分38秒272をマークして暫定トップに。ここに迫るアタックをかけたのがペドロ・アコスタ(KTM)だったが、0.2秒差の2番手に留まった。

 なおFP1では17番手と絶不調だったフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)は、セッション間に改善策を見つけたのか、一気にペースアップ。一時はトップ3に食い込むタイムをマークし、各車のアタックが終わった時点でも4番手と上位を維持した。

 セッション序盤にはフランコ・モルビデリ(VR46)とルカ・マリーニ(ホンダ)のふたりが転倒。しかし彼らには怪我はなかったようだ。

 その後、セッション中盤は小幅なタイム更新がわずかに見られる程度だった。とはいえ、タイミングをずらして新品タイヤを投入したポル・エスパルガロ(テック3)が暫定4番手となる1分38秒721をマークし、上位に割って入った。

 プラクティス残り18分、それまでトップ10に少し届かない位置にいた小椋藍(トラックハウス)がアタックを決めて1分38秒786のトップ6に入る好タイムをマーク。予選Q2直行に近づいた。

 またこの頃、サーキットには軽い雨が降り始めた。その影響かどうかは定かではないが、ジャック・ミラー(プラマック)がターン5で転倒。ただコースを完全に濡らすほどではなく、ライダーたちは続々とアタックへ入っていった。

 ラスト10分、早めのアタックに入ったアコスタが、最速タイムを塗り替えるほどの速さを示した。一気に自己ベストを0.5秒近く縮め、1分38秒062をマーク。暫定トップタイムとした。

 しかしアレックス・マルケスがアタックを決め、アコスタのタイムを上回る1分37秒974を記録。残り5分間を切った後も激しいアタック合戦が繰り広げられたものの、このアレックス・マルケスのタイムを上回るライダーは現れなかった。

 結果、プラクティス最速はアレックス・マルケス、2番手は最後のアタックで0.030秒差に迫ったバニャイヤ、3番手がアコスタとなった。

 終盤を前にトップ10タイムを刻んでいた小椋は、その後更に自己ベストを1分38秒443まで更新。ライバルのタイム更新もあり順位は下がったもののなんとか10番手となり、ギリギリながら予選Q2への直接進出を決めた。

 また負傷欠場中のマルク・マルケス(ドゥカティ)代役としてMotoGPデビューを果たしたニッコロ・ブレガが力走を見せ、トップから1.012秒差の17番手タイムをマーク。レギュラーライダー4名とテストライダー1名を上回った。

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