F1サンパウロGPのスプリント予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは苦戦。6番手に終わった。この結果についてフェルスタッペンは「マシンの振動が酷かった」と語った。
ここ数戦は圧倒的な強さと安定感を見せ、一時は不可能と目されていたF1ドライバーズチャンピオン5連覇の目も出てきたフェルスタッペン。しかしそれを実現するためには、ひとつの取りこぼしも許されない状況でもある。
しかしサンパウロGPの初日、レッドブル勢は苦戦を強いられた。グリップ不足とバンプへの対応に苦しんだのだ。その結果スプリント予選では角田裕毅がSQ1敗退を喫し、フェルスタッペンをもってしてもSQ3にはなんとか進出したものの、6番手が精一杯だった。マクラーレン勢とメルセデス勢だけでなく、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソにも先行されることになった。
フェルスタッペンは無線で「マシンが完全に壊れている」と語り、さらに予選後には次のように語った。
「マシンの振動がかなり大きく、乗り心地にも問題があった」
フェルスタッペンは予選後にそう語った。
「望んでいたような状態ではなかった。でもそれだけでなく、グリップも足りていないのも事実だ。中間セクターが酷くて、マシンを曲げることができなかったんだ」
「それと同時に、リヤに頼ることもあまり出来ない。だから僕らにとってはかなり悪い状況だと思う」
土曜日のインテルラゴス・サーキットは、雨の予報もある。フェルスタッペンは雨など難しいコンディションで他よりも秀でたパフォーマンスを見せることが多いが、今回に限っては前向きな見通しは立たないとフェルスタッペンは言う。
「何かが足りないのは明らかだ。それに、ウエットコンディションでそれが劇的に良くなるとは期待していない」
レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコ博士は、ダウンフォース少なめのセッティングだったことを示唆。それが、苦戦の原因のひとつだった可能性がある。
「基本的にはグリップが全くなかった。つまり、ダウンフォースが足りないということだ。これは F1スプリントまでに改善できることではない」
マルコ博士はそうSkyのインタビューに語った。
「しかし得られるデータに基づいて適応し、決勝レースに向けて競争力を発揮できることを期待している」
「(もし雨が降れば)マックスに期待する。彼に違いを生み出してもらうしかない。そうじゃなければ、表彰台に上がるチャンスはないだろう」

