2025年11月1日、長い改装期間を経て「DEAN & DELUCA 品川」がリニューアルオープン!
おしゃれな輸入食材店のイメージを保ちつつも、「日本のDEAN & DELUCA」として生まれ変わった店内を取材してきました。
日本各地の生産者とコラボしたデリ惣菜、有名レストランシェフと開発した調味料、過去最大の和食材売り場……さらには角打ちができるワインバーまで。これがフラッグシップストアとしての本気だ……!
【「日本のDEAN & DELUCA」として】
2027年にブランド創設50周年を迎えるDEAN & DELUCA。品川店のリニューアルは、その節目に向けた新しい起点だそう。
食文化の継承を体現するショップとして生まれ変わった店内は、これまでのような「倉庫」にインスパイアされたニューヨークスタイルを継承しながらも、日本の資材を活かした空間に。
壁面のタイルカフェスペースのペンダントライトなども、日本のつくり手にオーダーしたものとのこと。通常の店舗もスッキリとした清潔感があって大好きですが、品川店は素材の温かみが感じられて落ち着きます。
また和食材は商品数・売り場面積ともに過去最大! 生産者とともに作り上げた日本の食文化を支える出汁や基本調味料、ごはんのお供など日本各地の味わいがズラリと並び、まさに「日本のDEAN & DELUCA」を発信する拠点となったんです。
【日本の食材を活かしたデリ】
これを目当てにお店に行く人も多いであろう「DEAN & DELUCA」のプリペアードフード(デリ惣菜)。ショーケースはまるで宝の山……!
日本各地の生産者と協業したメニューの中には「静岡県産富士山サーモンのタルタルとホワイトサーモンのマリネ 江戸前ハーブ添え」「北海道産十勝若牛のサーロイングリル 埼玉県FENNELのヨーロッパ野菜を添えて」など品川店限定のものも。
試食させていただいた「なすとイチジクのホワイトバルサミコマリネ」は、なすの食感が残っていて、イチジクの甘みがバルサミコの酸味をまろやかにしてくれる絶妙なバランス。
「富士山サーモンのタルタルとマリネ」は、タルタルとマリネで味の違いがあって、まるで違うお魚を食べてるみたいでした。
さらに注目は、10月31日に発売された初のレシピブック『プリペアードフード クックブック』(4620円)。誌面に掲載された旬の食材を使ったメニューも、実際にショーケースに並んでいます。
レシピブックがあればこの味を自宅で再現できるって思うとワクワクしちゃう。家庭用にレシピもすべて見直したとのことなので、興味がある方はレシピブックもぜひ!

