世界耐久選手権(WEC)最終戦バーレーン8時間の予選が行なわれ、小林可夢偉がアタックしたトヨタ7号車GR010ハイブリッドがポールポジションを獲得。僚機8号車も2番手となり、フロントロウ独占となった。
ハイパーポールに進出する10台を決める予選では、アストンマーティン勢がワンツー。007号車のロス・ガンが1分47秒290を記録してトップ通過となったが、13台が1秒以内にひしめく僅差の予選となった。
ポイントランキング首位のフェラーリ51号車が無事にハイパーポールへ進んだ一方で、同2番手のフェラーリ83号車は12番手、同3番手のポルシェ6号車はまさかの最下位18番手で予選を終えた。
そして行なわれたハイパーポールでは、フェラーリ51号車のアントニオ・ジョビナッツィが1分47秒726で暫定トップに立っていたが、トヨタ8号車のブレンドン・ハートレーが1分46秒977を叩き出すと、小林のトヨタ7号車はさらにそれを上回る1分46秒826。トヨタがワンツー体制となった。
これに次ぐタイムを記録したのはプジョー勢だったが、94号車のタイムは1分47秒166で、トヨタ勢の1分46秒台には到達できず。アストンマーティン勢はタイミングをズラしてアタックすることを選んだが、こちらもタイムは伸び悩み009号車が6番手、007号車が9番手に留まった。
結局トヨタ勢を上回るタイムは記録されず。トヨタにとっては昨年のバーレーン以来、1年ぶりのポールポジション獲得となった。2番手は8号車が入り、トヨタがフロントロウ独占。昨年のマニュファクチャラーズチャンピオンであるトヨタは今季、これまで表彰台なしと苦しい戦いが続いてきたが、有終の美を飾りたいところだ。
ポイントリーダーのフェラーリ51号車は7番手スタート。タイトル争いのライバルよりも前のグリッドを手にすることはできたが、今回は8時間レースで、6時間レースよりも1.5倍のポイントが得られるため、油断はできない。
なおLMGT3クラスでは、アコーディスASPチームの78号車レクサスがメルセデスを駆るアイアン・リンクス勢を抑えてクラスポールポジションを獲得。佐藤万璃音擁するユナイテッド・オートスポーツ95号車マクラーレンはハイパーポール進出を逃し12番手となっている。

