先日、歌舞伎座1階の「喫茶室 檜(ひのき)」で昼食を食べることになった。歌舞伎座というと敷居が高そうなイメージだが、同店は観劇チケットがなくても利用ができるカジュアルな喫茶室である。
メニューを眺めていたところ「復刻 元祖オリエンタルカレー(1100円)」が目に留まった。説明をそのまま読むと、第四期歌舞伎座3階カレーコーナーの名物カレーだったそうだ。具沢山の割に値段も手頃。面白そうだから頼んでみた。
・レトロな具沢山カレー
「喫茶室 檜」は、歌舞伎座1階の木挽町広場に面した、檜を基調とした落ち着いた雰囲気の喫茶室。
外から直接入ることができるから観劇の予定がなくても気軽に立ち寄れる穴場的スポットだ。店内はレストランのような雰囲気で、ランチやお茶、軽食まで幅広く対応している。
さて、メニュー写真から察するに、これからやってくるカレーは昔ながらの洋食屋さんタイプだろう。大きめの具材がゴロゴロ入った家庭的で優しい味わいのカレーに違いない。ジャガイモ、ニンジン、お肉もたっぷり入っている。期待できそうだ。
しかしやってきたのは……
こ、これは……!
・ちょっと違うかも
運ばれてきたカレーを見て驚愕した。写真と比べると、具がほとんど入っていない。ライスの横に申し訳程度に添えられた福神漬けと、シンプルなカレールーが皿を占めていた。
歌舞伎座という格式高い場所で「復刻カレー」というロマンあふれる一品を注文したからこそ期待値が上がりまくっていた。その分、このギャップの衝撃は大きい。いや、でもこれこそが元祖オリエンタルカレーなのだろう。
