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ルイス・ハミルトン、不調により囁かれるフェラーリ離脱説を否定「かなり長期の契約なんだ」

ルイス・ハミルトン、不調により囁かれるフェラーリ離脱説を否定「かなり長期の契約なんだ」

フェラーリのルイス・ハミルトンは、今季なかなか結果が出せずにいることから、2026年シーズンをもってチームを離れるのではないかという声もあがり始めている。しかし彼は自身の契約内容からしてそれはないと反論した。

 昨シーズン限りでメルセデスを離れ、複数年契約でフェラーリに加入したハミルトン。7度のF1ワールドチャンピオンの電撃移籍ということで注目を集めたが、チーム加入後は大きな環境の変化に苦戦している。

 ハミルトンは中国ではスプリントで勝利を飾ったものの、未だ決勝レースでは表彰台に上がることもできていない。こでのベストリザルトはエミリア・ロマーニャ、オーストリア、イギリス、そしてアメリカでの4位だ。

 一方、フェラーリ・ドライバー・アカデミー出身のルーキー、オリバー・ベアマン(ハース)は序盤戦こそチームメイトのエステバン・オコンに後れをとっていたが、メキシコシティGPでは上位陣と対等に渡り合う見事なパフォーマンスで4位入賞。そのため、2027年にはベアマンがハミルトンの後任としてフェラーリ入りするのではないかという声もあがり始めている。

 しかしながらハミルトンはサンパウロGPで、こういった噂をキッパリと否定した。

「僕はかなり長期の契約を結んでいるんだ」

 ハミルトンは報道陣にそう説明する。

「基本的に、次の契約を結ぶときは大体(契約が切れる)前の年から話を始めるものだ。今はその時期はだいぶ先だ」

 サンパウロGPに向けた意気込みについては、「チームとして確実に進歩してきていると思う。できるだけマシンを限界まで攻めて、いい結果を出したい」と意気込んでいたハミルトン。ただFP1とスプリント予選が行なわれた初日はフェラーリ勢が低調な結果に終わり、ハミルトンはスプリント予選でSQ2敗退の11番手に終わってしまった。

 アタック中にチームメイトのシャルル・ルクレールのスピンに遭遇するという不運もあったハミルトン。その際の黄旗無視でグリッドペナルティとなる恐れもあったが、戒告で済んでいる。

 ハミルトンは初日の走行を終え、次のように語った。

「(イエローフラッグは)確かに不利に働いたけど、そのせいでトライできなかったというわけじゃない」

「チームは自分たちがもっと速いと思っていたし、全力を尽くした。ただ単純に速さが足りなかったんだ」

「僕は11番手だから、そこから楽しんでいくしかない。今年は僕にとって全然うまくいってないから、文字通り今いる位置から楽しむことだけを考えるよ。それくらいしかできない」

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