アルガルヴェ・サーキットでMotoGP第21戦ポルトガルGPのスプリントレースが行なわれた。勝利したのはグレシーニのアレックス・マルケスだった。
予選でポールポジションを獲得したのは、アプリリアのマルコ・ベッツェッキ。2番手にはペドロ・アコスタ(KTM)、3番手にはファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)というドゥカティ勢不在のフロントロウとなった。日本人ライダーの小椋藍(トラックハウス)はQ2に進出し、12番グリッドからレースに臨んだ。
全12周のスプリントレースがスタートすると、ポールシッターのベッツェッキが先頭をキープ。2番手にアコスタが続き、3番手には5番グリッドのアレックス・マルケスが浮上してきた。
ベッツェッキ、アコスタそしてアレックス・マルケスの3人が1周目からライバルを突き放して行く展開で、4番手のクアルタラロはすぐに1秒差をつけられてしまった。
そして先頭争いでは3周目のホームストレートでスリップストリームを活かしてアコスタがベッツェッキをオーバーテイク。先頭が入れ替わった。
ベッツェッキに対してはこの間にアレックス・マルケスも急接近。次のラップのホームストレートで、ベッツェッキはまたしても追い抜きを許してしまい、3番手にまで後退した。
アレックス・マルケスは2番手に浮上した後は、アコスタに襲いかかった。そしてレース折り返しとなる6周目には抜きつ抜かれつのバトルも展開。ただここはアコスタがターン5でポジションを奪い返し、トップを譲らなかった。
8周目にはアレックス・マルケスがホームストレートでアコスタをオーバーテイク。しかしこの時も、続くターン5でアコスタがアレックス・マルケスを抜き返すという光景が繰り返された。
9周目も全く同じ展開となりアレックス・マルケスが先頭でターン5に向かった。またアコスタが抜き返すかと思われたが、今回はアレックス・マルケスが抑えきった。
アレックス・マルケスはラストラップで急接近してきたアコスタをなんとかいなしてトップチェッカー。今季2度目のスプリント勝利を挙げた。2位はアコスタ、そして3位はベッツェッキだった。
小椋はスタートで1つポジションを上げて、11位でフィニッシュ。ポイントには届かなかった。
そして負傷欠場中のマルク・マルケス(ドゥカティ)代役として、MotoGPデビューを果たしたニッコロ・ブレガは4周目に転倒。初レースは悔しい結果に終わった。

