2025年のWEC(世界耐久選手権)最終戦バーレーン8時間で、今季初勝利を飾ったTOYOTA GAZOO Racing(トヨタ)。彼らは2026年シーズンも7号車、8号車共にドライバーラインアップを維持すると発表した。
今季は開幕から苦しい戦いが続いてきたトヨタ。これまでの7戦でフェラーリが4勝を挙げ、ポルシェ、キャデラック、アルピーヌが1勝ずつを挙げる中、トヨタ勢は表彰台にも届かずにいた。9月に行なわれた地元戦の第7戦富士でも、7号車の7位が最高位に終わった。
トヨタは来季からアップデートされた車両を投入するため、今季最終戦のバーレーンが現行のGR010 HYBRIDによって最後のレースとなった。そこでトヨタは躍動し、予選で7号車がポールポジション、8号車が2番手を獲得すると、決勝でもそのポジションをキープしてワンツーフィニッシュを達成した。
シーズン無敗の危機を脱し、GR010ラストレースを見事ワンツーで飾ったトヨタ。配点の高い8時間レースでポイントを大量に稼いだことで、マニュファクチャラーズランキングでもポルシェ、キャデラックを下し、フェラーリに次ぐ2位を確保した。
7号車のドライバーでありチーム代表も兼務する小林可夢偉はプレスリリースにコメントを寄せ、チーム全員の努力がついに報われたと喜びの声を語った。
「本当に厳しいシーズンでしたが、最終戦でようやくこのような素晴らしい結果を得ることができ、さらに予想外なマニュファクチャラーズ選手権2位も獲得できました。今日のレースも決して簡単ではありませんでしたが、チーム全員の大変な努力が実を結びました」
「ミス無く力強くレースを戦い、また我々はシーズンを通して決して諦めず、その結果が最後に勝利として報われました。ここにいるエンジニアやピットクルーだけでなく、ドイツ・ケルンや東富士のメンバー全員の努力の賜物であり、心から感謝しています。また、トヨタ・バーレーン、そして現地のファンの皆様の熱い応援にも感謝します」
さらにトヨタは、新たな車両が投入される来シーズンに向けても、2025年と変わらないラインアップで臨むことを明かした。7号車は小林、マイク・コンウェイ、ニック・デ・フリーズ、8号車はセバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮のトリオだ。
ワンツーの余韻さめやらぬ中、チームは公式SNSにて「優勝したチームをなぜ変える必要があるのか? 2026年もドライバーラインアップはそのままだ」と投稿した。
2026年シーズンのWECも、今季と同じくカタール、イモラ、スパ、ル・マン、サンパウロ、オースティン、富士、バーレーンの8大会。開幕戦カタールは3月末に行なわれる。

