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【NOAH】N-1決勝は「モリスvs北宮」に モリスが決定戦でガレノ熱闘撃破

【NOAH】N-1決勝は「モリスvs北宮」に モリスが決定戦でガレノ熱闘撃破

『N-1 VICTORY 2025』栃木・ライトキューブ宇都宮(2025年9月21日)
Bブロック代表者決定戦 ○ジャック・モリスvsガレノ×

 『N-1 VICTORY 2025』はすべての公式戦を終了し、9・23後楽園大会の優勝決定戦は「(Aブロック1位)マサ北宮vsジャック・モリス(Bブロック1位)」に決まった。モリスはガレノとの優勝戦進出者決定戦の末にブロックを突破した。

 公式戦最終日となったこの日の宇都宮大会で、北宮が因縁の藤田和之を破ってAブロックを突破。Bブロックはガレノとモリスが勝ち点11で並び、9・17大阪大会での直接対決でも引き分け(両者リングアウト)ていることから、Bブロック代表の座を懸けてメイン後に激突することになった。

 いきなり2人は首根っこを掴んで殴り合うと、速攻勝利を狙うモリスはグッドルッキングニーをドンピシャリ。次々と大技を重ねて勝負に出たものの、ガレノも譲らず、試合は激しいシーソーゲームの様相に。

 ガレノはコーナー最上段からの雪崩式ブレーンバスターでチャンスをたぐり寄せたものの、モリスはグッドルッキングニーを乱れ打って逆転。生ヒザ式もねじ込むが、タイガードライバーは決まらない。リバースしたガレノはこん身のラリアットを振り抜き、ワグナードライバーもさく裂。必殺のガレノスペシャルへ。

 これを首固めで切り返したモリスは、肩を上げたガレノめがけて、生ヒザでグッドルッキングニーを再び連発。コーナーまで下がって強烈な一撃もぶち込むと、最後はタイガードライバーで接戦を制した。

 ガレノを振り切ってBブロック代表の座を獲得。N-1直前でTEAM 2000Xを離脱してクリーンファイト路線へと回帰したモリスが、初めてN-1の頂上決戦へと駒を進めた。

 かくして9・23後楽園大会の優勝決定戦は「(Aブロック1位)マサ北宮vsジャック・モリス(Bブロック1位)」に決定。試合後はノーサイドでガレノを称えて抱き合い、温かな拍手のなかでマイクを握ったモリスは「ブロックを勝ち上がってN-1 VICTORY 2025のファイナルに立ったのはこの俺だ!」と胸を張り、「下らないTシャツ、やかましいヨシ・タツ…あの忌まわしいTEAM 2000Xにリベンジしたうえで、N-1を制覇する!」と宣言した。

 すかさず花道から北宮が登場。マイクをつかんだ北宮は「英語じゃ何言ってるかさっぱり分かんねえよ。宇都宮の小市民が英語わかるわけねえだろ。ここは日本だ!」と毒づいて場内も大ブーイング。構わず「日本に対してもチェアマンに対しても敬意を持て。お前には敬意が足らん。選手会長命令! あさって後楽園ホール決勝戦までに日本語を完璧にマスターしてこい。I'm the chairman!」と理不尽な“選手会長命令"を発してからリングを下りた。

 モリスも「カチクラワスゾ」と“日本語"で予告して場内もどっと沸いた。今年の頂を極めるのは、イギリスの実力派色男か、それとも黒い選手会長“ザ・チェアマン"か、果たして――。

【モリスの話】「今日は何が起こるのか分からない、どうなるのか分からない状況で会場に来た。すべては結果次第ということで、その結果というのがガレノとの戦いになった。俺もかつて持っていた、俺にとって歴史のあるGHCナショナルのベルトを持っているガレノと戦って、彼を倒し、そして優勝決定戦に進むことになった。優勝決定戦の相手はマサ北宮。俺は最初から言っているけど、今年のN-1 VICTORY、絶対に失敗は許されないとずっと言ってきた。そしていよいよ火曜日。これは俺にとって因縁のあるチームに属しているマサ北宮との戦い。ここで俺がリベンジを果たして『N-1 VICTORY 2025』俺が必ず優勝する。アリガトウゴザイマス」

【ガレノの話】「悔しい。今日は負けた。GHCナショナルチャンピオンなのに負けてしまった。悔しい。信じられない。何が起こったのか分からない」

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