
映画「8番出口」興行収入50億円突破記念!完全攻略舞台あいさつが11月9日に都内で実施され、二宮和也、河内大和、川村元気監督が出席。撮影の裏話や大ヒットへの思い、衣装のこだわりなどを明かした。
■映画「8番出口」が大ヒット中
同作は、「地下鉄の通路を進み、“異変”が見つかれば引き返す」「1番出口、2番出口…と進み、8番出口に到達すれば脱出成功。ただし異変を見落とすと最初に戻される」という独特なゲーム性が話題を呼び、口コミや実況動画などを通じて人気が拡大。累計販売本数200万本を超える世界的ヒットとなった、インディーゲームクリエーター・KOTAKE CREATEによるゲームを原作に、実写映画化されたもの。
8月29日に全国407館(IMAXを含む)で公開され、3日間(8月29日~31日)で観客動員67万1840人、興行収入9億5391万900円を記録し、3日間の興行収入で2025年公開の実写映画1位の好スタート。その後も数字は伸び続け、11月8日までの公開72日間で興行収入50.7億円という大ヒットを記録している。
■“8”回以上鑑賞の観客に「信じられないです」
二宮は、準備されていた劇中の地下通路が描かれたパネルに「すげぇ」とこぼしながら登壇。集まった観客に感謝を伝えつつ、「今日はもう全部喋ってもいいという勢いで、いろんなことをお話させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」と意気込んだ。
続く、歩く男役を務めた河内は「今日もこんなにたくさんの皆さんがいらっしゃると思っていなかったので、ちょっとまたびっくりして。本当に何回も何回も見てくださっている方もいらっしゃって…」と感激しながら「全国の皆さんも、今日はよろしくお願いします」と生中継を行う全国の上映館に向けても呼びかけた。
川村監督は、改めて感謝を伝えた後、「この中で、ちなみに8回以上見た方っていらっしゃいますか?」と客席へ質問。想像以上に手が上がると「信じられないです」と驚きを隠せない様子で、「ありがとうございます。今日は本当に全部喋っていいということなので、裏話も含めて話していければと思います」とコメントした。
■二宮&河内の衣装へのこだわりを監督が明かす
劇中で着ていた役衣装で登場した二宮と河内。二宮は撮影以来のおよそ1年ぶり、河内は今作のプロモーションで何度も着ていたとのことで「(劇中とは)シャツの素材がちょっと違います」と明かしつつ、「二宮さんと違って世界各国でこれ着ているんで(笑)」と、世界中を飛び回ったプロモーション期間を回顧し会場の笑いを誘う。
しかし、プロモーション中は劇中同様“喋ってはいけない”というルールが課されていたため「この衣装を着て喋るのは初めてです」と笑顔を見せていた。
また、監督にも今回の登壇にあたり“現場で着ていた洋服で”と注文が入っていたそうで、ヘッドホン込みのスタイリングで登場。『8番出口』のテーマカラーである黄色のアイテムを現場で身につけていたことを明かす。
続けて「二宮くんの衣装は、パーカーがちょっと紫っぽいのは気付かれたと思うんですけど、黄色と紫って“補色”っていう一番きれいな色の組み合わせなんです。靴も紫っぽくしていて、看板をもう一人の俳優だと思って、二つが補色になるのをちょっと狙っていました」とこだわりを告白。
さらに、「ジャケットも、最初はただのグレーだったんですけど、最後に電車の窓で通過するライトが反射するようにキラキラするファスナーをつけてもらって、光るようにしているんです」と細部へのこだわりを明かした。
河内が「いやぁ、知らなかった」とリアクションすると、二宮は即座に「もう一回見てください」と返し、笑顔で顔を見合わせていた。

一方の河内が、シャツの下に肉襦袢をつけていることが監督より明かされると、会場から驚きの声が上がる。「“おじさん”と言うには河内さんがシュッとしすぎていたんですよね。なので、おなかとかお尻とかにプリッとするように入れているという。何もしてないような二人に見えて、実は細かくいろいろ持っているというのはあります」と語り、河内も「最初の肉襦袢合わせの時に、これじゃないやつを最初に着たら、ものすごいムキムキのやつで(笑)。すっごい筋肉マッチョなおじさんになって面白かったですけど」と裏話を明かした。
■大ヒットに驚きと感謝「『8番出口』の人って言われることが多くなりました」
また、今作の興行収入が50.7億円を突破したことがMCから伝えられ、「正直に言ってください。こんなにヒットするとは思ってなかったでしょう?二宮さん」と振られると、「思っていなかった。もちろん面白いものができたなと思っていたし、たくさんの人に見てもらいたいなと思ったけど、50億みたいな明確な数字はなかったですよね。だから聞いて本当にびっくりしました」と正直な感想を。
監督も「もちろんヒットしたらうれしいなとは思っていましたけど、だいぶ変な映画じゃないですか。だから8回も見た人はさらに変なお客さまだと思うんですけど(笑)。こういう映画も日本映画の中にあってもいいんじゃないかというので集まったチームだったので、やっぱり日本の観客ってちょっと変わったものが好きなんだなと思っています」と心情を明かす。
さらに、MCから「どの辺りで『これ、ヒットしていくんじゃないか』と感じたのか」と問われた二宮は「やっぱり河内大和が売れてきたなって…」とニヤリ。監督も「CMやドラマのオファーがいっぱいきてるって裏で自慢されました」と乗っかり、河内は「『8番出口』のおかげでちょっとずつです。頑張ります、これから」と喜びをあらわにする。
二宮が「『8番出口』の人って言われることが多くなりましたよね」と言うと、「僕はもう象徴ですからね(笑)」と笑顔の河内。「街中で帽子を脱いだ瞬間に、皆さんが『あぁ!』って顔をする。おじさんが街中にいると思わないですもんね(笑)」と周囲からの反応も変わったことを明かしていた。

