『SUNNY VOYAGE 2025』埼玉・えすぽわーる伊佐沼(川越市/2025年11月9日)
「NOAH Jr. GRAND PRIX 2025」1st.Round ○タダスケvsダガ×
タダスケが『NOAH Jr. GRAND PRIX 2025』1回戦でダガを無法撃破。ダガを「裏切り者」呼ばわりして高笑いを決め込んだ。
9月までは同じTEAM 2000Xだった二人。ダガが小田嶋との合体に伴ってT2000Xを脱退したことで、一転して遺恨関係になった両者が、トーナメント1回戦を舞台に対峙した。
序盤はアグレッシブに仕掛けたダガの独壇場に。スピーディな攻撃を重ねてタダスケを場外に追いやると、セコンドについたヨシ・タツの介入を完璧に読んでスライディングキックで返り討ちに。返す刀でタダスケにプランチャを浴びせて、「ダガ」コールを巻き起こした。しかし、タダスケは前哨戦で予告していた通り、ダガが痛めている左足攻めに打って出る。執ように足を鉄柱に叩きつけると、ニークラッシャーからスピニングトーホールドで絞め上げた。
動きがガクンと鈍ったダガは、それでも必死の抵抗。Xキックからバックドロップでぶん投げてようやくチャンスをたぐり寄せる。ここでヨシ・タツがレフェリーの足を引っ張ってカウントを妨害。無法地帯になると、タダスケはパイプイスを投入するが、ダガはそれを奪い取ると、脳天に報復の一撃を振り下ろした。そして、必殺のディアブロウイングスで仕留めにかかる。
だが、防いだタダスケは、レフェリーとダガを交錯させて再び無法地帯を作ると、金的攻撃をズバリ。ヨシ・タツもトンファーで殴りつけると、タダスケはタダスケクラッシュでダメ押しし、まんまとダガを沈めた。
かつてノアジュニアの“絶対王者"と呼ばれた男をジュニアGP一回戦でまんまと無法撃破。「おい、裏切り者のダガ。まあ、残念やったな。コンディションが100%やったら、俺が負けとったわ。ハッハハー! 思ったんやけどな。N-1に出たダガに勝ったんやったら、俺、N-1出れるんちゃう? まあ、出えへんけどな。ハッハハー! しょうもない、あんなもん!」と言いたい放題で高笑いを決め込んだ。11・16大阪大会での2回戦ではAMAKUSAと対決する。
【タダスケの話】「おい、裏切り者のダガ。まあ、残念やったな。コンディションが100%やったら、俺が負けとったわ。ハッハハー! でもな、トーナメントやから。これ以上、裏切り者にかける言葉はない。まあ、2回戦、準決、決勝、誰が来たって俺のやることは変わらへん。俺の仕事をするだけや。思ったんやけどな。N-1に出たダガに勝ったんやったら、俺、N-1出れるんちゃう? まあ、出えへんけどな。ハッハハー! しょうもない、あんなもん」
【ダガの話】「(小田嶋の肩を借りてコメントスペースに現れると)タダスケ、TEAM 2000X、お前はフェアじゃない。俺も同じ手を使ってたから理解はできる。だけど、今日お前が勝ったのは卑怯なやり方をしたからだ。お前には急所攻撃、ヨシタツには頭を殴られた。俺は必ずお前に復讐を果たしてやるからな」
