『SUNNY VOYAGE 2025』埼玉・えすぽわーる伊佐沼(川越市/2025年11月9日)
○Yoshiki Inamura&ハンク・ウォーカー&タンク・レジャーvs清宮海斗&丸藤正道&晴斗希×
新GHCヘビー級王者のYoshikiが新GHCタッグ王者ハンク&タンクとの王者トリオで、王者初戦に圧巻勝利。初防衛戦(11・21仙台)に向けた前哨戦でも、挑戦者・清宮を押しまくり、「レッツ・ファイト!ミスター清宮!レッツ・ゴー!仙台!」とノリノリ全開で叫びまくった。
前夜(8日)の後楽園大会でKENTAを破ってGHCヘビー初戴冠。一夜明けたこの日は早速王者としての初戦に臨み、同じく後楽園でGHCタッグ王座を一発奪取した“ハンク&タンク"との初陣王者トリオが実現した。
清宮との初防衛戦に向けても6人タッグマッチで前哨戦。Yoshikiはのっけから清宮と対峙すると、うなるような勢いを見せつける。ショルダータックルで連続して吹き飛ばし、清宮の攻撃をことごとくキャッチしてぶん投げると、豪快なショルダースルーまで披露して圧倒していく。ハンク&タンクも丸藤を脅威のパワーで凌駕。丸藤がタンクに不知火を狙った場面では、飛び込んだハンクが空中で丸藤の体を掴んで妨害。逆に怒とうの波状攻撃で丸藤を追い込んでみせた。
その後もYoshikiが充実したファイトを展開。清宮もローリングエルボーやジャンピングニーで抵抗するが、Yoshikiはぶちかましで豪快に吹き飛ばす。清宮のドラゴンスクリュー、シャイニングウィザードから晴斗希のムーンサルトプレスを食らったものの、ベルトを掴んだ自信は揺るがず。追撃を狙う晴斗希をぶちかましで弾き飛ばすと、ラリアットを一閃。ハンク&タンクも大技攻勢で清宮と丸藤を排除すると、最後はYoshikiが無双からDIS CHARGEにつなげるフルコースで晴斗希を圧殺した。
すべてを飲み込むような勢いと明るさで王者初戦で圧巻勝利。まずは清宮の眼前で進化と変身を見せつけたYoshikiは、試合後もハンク&タンクとのパフォーマンスをグイグイ繰り広げて場内を笑顔と熱気に染めた。
そして“お楽しみ"のマイクタイムへ。「ワッツ・アップ!? 伊佐沼の方舟シップ・ユニバースのみんな! GHCヘビーウェイトチャンピオン、方舟シップ・キャプテン、Yoshiki Inamuraです!」と自己紹介して歓声を浴びると、雨模様でも来場した観衆に「トゥデーはレイニー・デーにもかかわらず、こんなにメニィ・メニィ・ア・ロット・オフ…たくさんのお客さんに来ていただいて、アイム・ソー・ハッピーです」と感謝した。
続けて「エンド、ミスターーーー清宮! ユーとミーとなら、必ず方舟シップのフューチャーを見せる戦いができると僕は確信しています。このシチュエーションをウェイトしていたのは、あなただけではありません。ミー・トゥーです。レッツ・ファイト! ミスター清宮。レッツ・ゴー! 仙台!」と叫ぶと、「エンド(場内を指差して)アイ・ラブ・ユー・ガイズ! エンド、シー・ユー・アゲイン、バイバイ!」で締めくくってみせた。
あらゆる意味で“うなるような"勢いのYoshikiの姿を目の当たりにした清宮も「凄いな、Yoshiki Inamura。今日初めてリング上で体感したけど、見てるのと数段全然違って、凄いなって思いましたよ。あのパワー、瞬発力」とこの日ばかりは脱帽したものの、「でも今日でもう切り替えて、しっかりと戦いを次からリング上に持っていきますよ」と巻き返しへ着火した。
【試合後のYoshiki&ハンク&タンク】
▼Yoshiki「ミスター清宮。やっぱりユーとファイトするのは本当に本当にベリー・ファンです。このまま二人で仙台まで突っ走って、仙台で方舟シップのフューチャーを見せるファイトをしましょう」
▼タンク「おー! ミスター・スマック・ダディだ! そんなことよりTEAM 2000Xだろうと、チーム丸拳だろうと、マリオ&ルイージだろうと、俺らとリングに上がれば俺らがHonk Honkしちまうぜ!」
▼ハンク&タンク「Honk Honk!」
【試合後の清宮&晴斗希】
▼清宮「大丈夫? 晴斗希。凄いな、Yoshiki Inamura。今日初めてリング上で体感したけど、見てるのと数段全然違って、凄いなって思いましたよ。あのパワー、瞬発力。やっぱりInamura、NXTの選手と試合してると、すげえ楽しくて、試合楽しんじゃうんですけどね。でも今日でもう切り替えて、しっかりと戦いを次からリング上に持っていきますよ」
▼晴斗希「よし、やり返すぞ」
【丸藤の話】「無茶苦茶にやられたな。ムチャクチャだよ、ムチャクチャ。ムチャクチャにやられたよ。ちぎっては投げ、ムチャクチャにやられたな。だけど最高に面白いな。やりたいよ、あいつらとタイトルマッチ。なあ、拳王くん。なあ、拳王くん、そう思うだろ? (隣に拳王は不在ながら)そう思ってるって言ってるよ、拳王も。俺たちが必ず挑戦する? 分かってるよ。俺と拳王くんで必ずあいつらのタッグのベルトにたどり着くから。必ず…(と拳王ポーズを決めると、そこにいない拳王にに向かって)よし、いこう(と肩を組んだ仕草で控室へ)」
