メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリは、F1サンパウロGPで好調を維持しており、予選で2番手。決勝レースではランド・ノリス(マクラーレン)を攻略し優勝を狙えると確信している。
「トリッキーな予選セッションだった」とアントネッリは記者会見で振り返った。
「風が強くてかなり難しかった。Q3の最終ラップ、最終コーナーでリヤホイールが一瞬ロックしてしまったけど、その小さなミスが無くてもランドに勝つことはできなかったと思う」
「完璧なラップではなかったけど、それでも2番手という結果は非常に良いものだ。決勝に向けて良いチャンスを与えてくれた」
アントネッリはスプリントレースから速さを見せており、2番グリッドから首位を走るノリスに長時間プレッシャーをかけ続けた。最終的にはノリスに逃げ切られたものの、このパフォーマンスは決勝に向けてアントネッリに自信をもたらしたようだ。
「ペースは非常に良かった」とアントネッリはスプリントでの自身のパフォーマンスについて語った。
「かなり寒かったし、日曜日のコンディションも同様になりそうだ。それは僕たちにとって少し有利になるかもしれない。ダーティーエアの中を走るのは決して容易ではないが、良いペースを維持しマクラーレンにプレッシャーをかけ続けられることを願っている。勝利を争えることを期待している」
アントネッリによれば、勝利のチャンスを得るにはスタートが鍵となるという。
「今シーズン何度も見てきたように、スタートとトラックポジションがレース結果を左右する」
「ランドは最近スタートが非常に好調なので、スタートで彼を抜くには何か特別な策が必要だ。でも僕は普通のスタートを切り、無理にプッシュしすぎないようにするつもりだ。あとは流れに任せよう」
サンパウロGPは、コンストラクターズランキング2位争いにおいても重要な意味を持つ可能性がある。現在ランキング2番手のメルセデスにフェラーリがわずか6ポイント差に迫っており、レッドブルは17ポイント差だ。
フェラーリはシャルル・ルクレールが予選3番手につけたものの、ルイス・ハミルトンは13番手。レッドブルはマックス・フェルスタッペンと角田裕毅が共にQ1敗退となってしまった。
メルセデスはジョージ・ラッセルも6番手。ライバルとのギャップを開く上で、アントネッリも「日曜日は絶好の機会だ」と強調した。
「フェラーリを上回る順位でフィニッシュし、彼らより多くのポイントを獲得しなければならない。この争いは非常に接戦だ。レッドブルに対して大きな差をつけることも可能だ。だから、レースで強力なペースを維持し、可能な限り最高の結果を得ることが重要なんだ」

