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ヒョンデのオット・タナク、今季限りでラリーへのフルタイム参戦から”ステップダウン”「一歩引く適切なタイミングだと判断」

ヒョンデのオット・タナク、今季限りでラリーへのフルタイム参戦から”ステップダウン”「一歩引く適切なタイミングだと判断」

ヒョンデのオット・タナクは、2025年の世界ラリー選手権(WRC)を最後に、フルタイムのラリーから離れる意向を明らかにした。

 タナクは、今週末のラリー・ジャパンでセバスチャン・オジェ、エルフィン・エバンス、サミ・パヤリといったトヨタ勢3人に大きく差をつけられての4位に終わるまで、自身の将来について口を閉ざしていた。

 しかしラリー・ジャパン終了からわずか数時間後、タナクはフルタイムのラリー参戦を終了する計画を発表した。

 2019年にトヨタでWRC王者に輝いたタナクは、来年以降家族と過ごす時間をより多く持つつもりだと述べている。2026年にタナクがWRCにパートタイム参戦するのか、あるいは将来的にフル参戦に復帰する可能性があるのかどうかは明言されていない。

「WRCのトップで多くの素晴らしい年を過ごした後、2025年シーズン終了をフルタイムのラリーから一歩引く適切なタイミングだと判断した」

 そうタナクはコメントを寄せた。

「これは完全な別れではなく、未来に向けてリセットし、充電し、再び集中する機会だ。このスポーツは僕の人生において大きな部分を占めてきたが、今は一息つき、家族と過ごす時間を増やし、故郷エストニアでの生活に集中する時だと感じている」

「ヒョンデ・モータースポーツの皆さんに心から感謝する。エンジニアやメカニック、マネジメント陣、そして舞台裏で尽力してくれたすべての方々、何より世界中の素晴らしいファンのみんなだ。共に過ごした素晴らしい年月、勝利、挑戦、数えきれない思い出は、いつまでも僕の胸に刻まれる」

「チームが僕に示してくれた信頼と支援に深く感謝し、共に成し遂げた全てを誇りに思う。今もこのスポーツを深く愛しており、何らかの形で関わり続けることは間違いないだろう。改めて感謝を申し上げるとともに、いつかまたどこかで会おう!」

 ヒョンデ・モータースポーツのシリル・アビテブール代表は次のように付け加えた。

「オットの決断を悲しく思う一方で、フルタイムでのラリー活動から離れる彼の動機は当然理解できる。エストニアでの(ヒョンデでの)初勝利から2020年のマニュファクチャラーズタイトル獲得、8度の優勝と数多くの表彰台を含め、共に多くの成果を上げてきた。共に祝った数々の栄光の裏には困難もあったが、オットは常に全力を尽くし続けた」

「彼は世界最高峰のラリードライバーのひとりであり、今なお脅威の存在だ。条件が整えば、彼の勢いは止められない。オットはステージ内外で真のインスピレーションを与えてくれた。チームの成功への貢献に感謝する。別れるのは二度目だが、オットはヒョンデ・ファミリーの仲間だ。ありがとう、オット。いつかまた会える日を願っている」

 ヒョンデは2026年のドライバーラインアップについて適宜発表するとしているが、2024年のチャンピオンであるティエリー・ヌービルと、アドリアン・フルモーは名を連ねると予想されている。

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