
山田杏奈さん宣材写真
【画像】「これは再現度高すぎ」こちらが山田杏奈さん(当時23歳)が演じる「10代前半」美少女です
圧倒的な演技力で年齢差を覆した俳優たち
マンガ原作の実写作品では、俳優とキャラクターとの実年齢差が話題を呼ぶことも少なくありません。離れすぎていると違和感が出ることもありますが、なかには高い完成度で役を演じきり、ファンから絶賛を集めた俳優もいます。
2026年3月13日に続編映画の公開を控えている実写版『ゴールデンカムイ』(原作:野田サトル)は、明治後期の北海道を舞台に、隠された莫大な金塊をめぐる戦いを描いた作品です。いまでこそ実写化成功作品の筆頭に挙げられるほどの人気を博していますが、第1作目が公開される前は不安の声も多数ありました。
なかでもファンが不安視したのが、ヒロインのアイヌの少女「アシリパ」と、彼女を演じる山田杏奈さんとの年齢差です。アシリパは作中の描写から10代前半と考えられており、一方の山田さんは公開当時23歳でした。しかし映画が公開されると、凛とした美しさのなかにあどけなさを残したアシリパ像を見事に再現し、本作の名物である顔芸まで披露してファンから絶賛されています。
なお、山田さんはオーディションでアシリパ役に選ばれました。キャスティングの理由について、公式サイトの「プロダクションノート」では、プロデューサー陣がビジュアルや目の強さがアシリパに似ていること、芝居が確かなことなどを挙げています。
そのほか、2026年1月からアニメ第3期の放送が予定されている『【推しの子】』(作:赤坂アカ/作画:横槍メンゴ)の実写版では、二宮和也さんが実年齢差のある黒幕「カミキヒカル」役を演じました。本作は、推しのアイドルの子供に転生した「アクア(演:櫻井海音)」と「ルビー(演:齊藤なぎさ)」が母親「星野アイ(演:齋藤飛鳥)」を殺され、死の真相を追う物語です。
カミキはラスボス的な存在で、ドラマの終盤から登場し、映画ではアクアの前に立ちはだかります。キャストの発表時には、二宮さんがカミキより約一回り年上であることを不安視する声もありました。
二宮さん本人も、自身がパーソナリティを務めるラジオ「BAY STORM」(bayfm)で「僕のことを年齢で見る人たちはちょっと違和感を覚えるんじゃないかな」と語っており、出演の相談を受けた際にはプロデューサーと、年齢差について話し合ったことを明かしています。
しかし、映画が公開されると、ラスボスに相応しい圧倒的な存在感が評判を呼び、原作ファンから「最後まで何考えてるかわからない不気味な存在感があった」「最初は『えぇ…』って思ったけど、観てみたらしっかりサイコ感と雰囲気だけは優しい特有の感じが出ていて鳥肌が立った」と絶賛されました。
ほかに、実年齢差のある配役といえば、2026年2月13日にアニメシリーズの新作映画の公開を控えている『銀魂』(作:空知英秋)の実写版映画で、「高杉晋助」役を演じた堂本剛さんも挙げられます。本作は架空の江戸時代を舞台に、ドタバタコメディーや人情話を繰り広げる物語です。
高杉は、武装集団「鬼兵隊」を率いて幕府転覆を企む危険人物で、年齢は20代と考えられています。堂本さんは、第1作目の撮影当時、30代後半だったため、公開前は原作ファンから年齢差を心配する声や、イメージが違うという意見があがりました。しかし、堂本さんはゆったりとした話し方や声色、身振りで、独特の色気を持った狂気を秘める高杉を再現しており、公開後は一転して高い評価を得ています。
なお、監督を務めた福田雄一さんは自身のX(旧:Twitter)で、どうしても高杉は堂本さんに演じてほしいと強く希望し、事務所へ直談判に赴いたと明かしていました。その際、福田監督は「もう、剛とは17年の付き合いになりますが、今!この役をやるべきっ!」と熱く語り、その熱意に押されて事務所が出演を承諾したそうです。
※アシリパの「リ」は小文字が正しい表記
