中込「2人で服をコーディネートしたい」
――ファンの皆さんに、きっぱり交際を否定してきたのも、カップルだということばかりが目立つことを避けたかったのでしょうか。
中込 “カップルコンビ”みたいなのにはなりたくなかったんですよね。
祥子 実際に何もなかったしね。
中込 付き合うという関係が違うなと思っていたので。
――お互いの魅力は?
中込 いやぁ、いっぱいありますねぇ。いちばんは、悪口を言わないところですかね。もちろん、2人のときはお互いに信頼関係があるので、多少グチがこぼれることはありますけど、いろいろなところで誰かの悪口を言ったりとかは絶対にない。すごくいい人間だと思いますね。
祥子 信用できるところですかね。私がわりと疑い深くて、根っこから誰かを信頼するのが難しいんです。でも、悠ちゃんにはウソをつかれたことがないかもしれない。どこまでも誠実ですね。信用できます。
――直してほしいところはありますか?
中込 しょっちゅうダイエット宣言をするんですけど、翌日には食べて、「何で止めてくれなかったんだ」って言うんですけど……。でも、これも風物詩的なものだと思っているので……。(直してほしいところは)ないですね! いままで通りでいてくれれば。
祥子 悠ちゃんはそういうことを言いながら、突然、おやつを買ってくることがすごく多いんです。私がダイエットしてるって言ってるのに。
中込 罠だから。
祥子 なので、そういう罠をやめてほしいです。
――結婚前と後で、「エレガント人生」として変わることはありますか?
祥子 うーん、なんか“完全体”になるかもなと……。
中込 (笑)
祥子 結婚して変わるというよりは、いままで未完成だったものが、ピースが足されて完全な「丸」になる感じというか、エレガント人生というものが強くなるんじゃないかな。
中込 僕は、服をトータルコーディネートしたいです。以前は、2人で出歩くときにコーデがめっちゃ一緒とかだと「それで付き合ってないって言われても」と思われるだろうから、けっこうバラけさせていたんです。
でもこれからは、赤と青のチェックで合わせるとか、そういうトータルコーディネートを堂々としていきたい! それくらいです、変わるのは。おそろいのTシャツとか着たい……。

おじいちゃんとおばあちゃんになってバズるのが目標
中込 結婚したことで、皆さんの見方が変わることのほうがあるのかなと。男女の関係性をネタにしたりすると、“夜”の内容が入ってきたりもあるじゃないですか。そういうネタがキモがられちゃうかなとか、そういう心配はあるんですよね。
それでもやり続ければ、そういう奴らだって思ってもらえるかなと。だから、しばらく控えて、またやっていこうかなと思っています。
――2人が変わるのではなく、見る側が変わる可能性があると。
中込 その可能性があるかなと思いますけど、それでもやり続けていきたいですね。
祥子 いまも小学生設定のコントとか、現実からかけ離れたキャラクターとかもやっているので、受け入れてもらえるのではと期待はしています。
中込 それくらい、ここまでいろいろなものを出してきたとも思っています。
――今後の目標は?
中込 単独ライブの規模を大きくしていくのが目標ですね。僕らはSNSで多くの人に知ってもらえるようになったんですけど、単独ライブの集客を目的にSNSを始めた感じなんです。いまはSNSもすごく大切な場になりましたけど。
大幅に規模を拡大するというよりは、少しずつ。まずは“続けていく”というのが、目標というか夢ですね。終わらせずに、エレガント人生でずっといる。それが、いちばんかもしれない。だから、それができなくなるような無理はしません。何かが壊れたら、全部壊れちゃうからね。
祥子 そうだね。
中込 あとは、老夫婦になったときに、インスタとかにコーディネートをあげてバズりたいです。
祥子 服の話ばっかりじゃん(笑)。
中込 その時代の若い人たちに、おしゃれでかわいいおじいちゃん、おばあちゃんだなって思われるようになりたいです。
――けっこう先の目標ですね(笑)。
中込 本当のことをいうと、それくらいまでずっと続いているというのが大事な目標です。
祥子 いまやっていることにプラスして、毎年1つずつ新しいことに挑戦していけたら、楽しいだろうなと思っています。2人でもいろいろ挑戦したいし、個人でもやりたい。私もずっと続けていきたいという思いはあって、いつか“熟年離婚コント”とかやりたいですね(笑)。
中込 その年齢じゃなきゃできないことを、ずっとやっていきたい。
――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
中込 急な発表で驚かせてしまってすみません。僕たちは変わることなく、いままで以上に皆に楽しんでもらえるよう頑張っていくので、応援してもらえたら嬉しいです。
祥子 いつも応援ありがとうございます。他にあまり例がないことなので、私たち自身も不安だし、みんなも不安というか、「何これ?」という疑問が強いと思うんですけど、これから私たちが活動を見てもらうことで、2人の関係性ってこういう感じなんだなというのはわかってくると思うので、温かい目で見守っていただけたら嬉しいです。
