マクラーレンのオスカー・ピアストリは、F1サンパウロGP決勝で10秒のタイムペナルティを受け、5位に終わった。彼はペナルティに繋がった動きについて、「消えることはできなかった」と主張した。
1周目の波乱でセーフティカーが出動したあと、リスタートが切られた6周目に、ピアストリはアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)を抜こうとターン1のイン側に飛び込んだ。しかしタイヤをロックアップさせてしまいアントネッリと接触。さらにアウト側にいたシャルル・ルクレール(フェラーリ)も巻き込まれスピンし、サスペンションにダメージを負ってリタイアとなった。
その結果、ピアストリは10秒のペナルティを科せられ、結局5位でフィニッシュした。これにより、ポールポジションから優勝したチームメイトのランド・ノリスとのポイント差が24に拡大することになった。
ピアストリはペナルティに繋がったインシデントについて、「僕の見解ではインサイドで非常に明確なチャンスがあったと思う」と語った。
「確かにロックアップはあったけど、僕はエイペックス、つまりホワイトライン上にしっかりと位置していた。これ以上左に動くことはできず、ただ消えるわけにもいかなかった」
「裁定は裁定だ。今日、そして今週末を通して、いくつか困難な瞬間があったけど、もう一度チャンスがあったとしても、僕は同じ行動を取るだろう」
ピアストリは、この決定について「すでにかなり納得している」と付け加えたが、一連の出来事を通して「僕はかなりしっかりとコントロールしていた」と主張し、依然としてこの決定に完全には同意していない様子だ。
スチュワードがロックアップを理由に彼がマシンをコントロールできていなかったと考えたのかと尋ねられたピアストリは、「分からない。どう考えても、僕がどこに行くべきだったのかは分からない」と答えた。
「なぜなら、ターン1への進入があれほど完璧で、完全に並走状態にあるなら、引き下がるわけにはいかない」
「あの時点で、僕がやった以上に深く飛び込むのは無謀だったと思う。まさにあの位置だったんだ。あの状況で、明らかにアンダーステアを起こしてエイペックスを外していたなら……確かに理解できる。だけど可能な限り左に寄せた状態だった以上、判断は難しい」
このインシデントの巻き添えでリタイアしたルクレールは、アントネッリにも責任があると訴えた。
「オスカーは楽観的だった」とルクレールは語った。
「でもキミはオスカーがイン側にいることを知っていた。まるでオスカーがそこにいないかのようにコーナーを攻めたんだ。僕としては責任はオスカーだけにあるとは思わない」
「あれは楽観的だった。だけど回避できたはずだからフラストレーションが溜まる。結局のところ、オスカーにもキミにも怒りは感じていない。こういうことは起こるものだ。ただ、全てがオスカーの責任だとは断言しない」

