California Choppers|Original Frisco Style

金のないバイカーがストックから余計なものを取り払い、軽くスリムに仕上げたチョッパーがフリスコスタイルの起源といわれているが、ここに紹介する一台はまさに正調のソレといえるもの。
それもそのハズ、製作したのはサンフランシスコの「カリフォルニアチョッパーズ」であり、ここがまさに「FRISCO CHOPPERS」の後を受けたショップ。ゆえに荒々しい“あの時代”の空気を携えているのだが、オールドスクールたちと比較しても厳密な区分がないことがわかるだろう。そう、本来チョッパーというものに細かい区分はなく、曖昧な面をもつことをアタマの片隅におけば、やたらとレアものパーツを珍重し、「こうあるべき論」を振りかざすことが、いかに愚かなことか理解できるに違いない。https://www.instagram.com/california_choppers/
HUMONGOUS CUSTOM CYCLES|Humongous Shovel Rigid

あくまでも走りを追求した都市型チョッパーといっていいこの手のマシンであるが、東京の「ヒューモンガス」が製作したコチラの一台は“フリスコ”というよりは“トウキョウ・アーバンスタイル”とでも呼びたくなる佇まい。
落ち着いたシックなペイントが、そんな印象を抱かせるのかもしれないが実際、より交通量の多い東京の都市部に合わせて走りの性能を向上させるべく前後ホイールに軽量なサンダンス製を選択し、フロントフォークはスムーズな動きを狙ってDLCコートを施工。昔の“焼き直し”でない必然の装備が魅力だ。http://www.humongous-tokyo.com