「たくさんの愛を注いでくれてありがとう」

その後、小嶋が初のセンターの座を獲得した2024年10月リリースの「がんばらぬわい」から「初恋至上主義」「抱きしめちゃいけない」と3曲続けて披露。本編の最後は「アイドルとして最後は皆さんのコールという名の愛をいっぱい浴びたいと思ってこの楽曲を選びました!」と小嶋、「青春のラップタイム」をメンバー全員で歌い切りました。

アンコールではデニムドレスで登場した小嶋。次のように挨拶しました。

「こんなに自分の何もかもを注げるものに出会えたことが本当に幸せだと思うし、もう二度と出会えないんじゃないかなと思うぐらい全力を注げました。ファンの皆様にも、メンバーの皆にも、ずっと追ってきた夢や景色を見せられることができなかったけど、今日、この日までグループを守り続けることができたことは誇りに思います。そばにいてくれたメンバーのみんなが支えてくれて、愛ある声援でどんな時も応援してくれたファンの皆さんのおかげで、ここまで頑張れました。本当にありがとうございます。これからも後輩の皆が歴史を繋いでくれるので、私も皆さんと一緒に見守っていきたいと思います」。
続けて、「ファンの皆さんに感謝の気持ちを込めて歌いたいと思います」と、「みんな、大好き」を涙まじりに歌いました。メンバー全員との「結晶」「ずっとずっと」のあとには、小嶋からメンバーへサプライズがあり、一人一人に当てたメッセージを紹介。一方、坂田心咲もサプライズで小嶋に手紙を読み上げ、感謝の気持ちを伝えました。
最後は「私のNMB48人生が始まった曲で終わりたいと」と、オープニングでも披露した「僕らのユリイカ」を。スポットライトに照らされて、階段を静かに上がっていく小嶋。

「9年半、NMB48に思う存分向き合えて幸せでした。たくさんの愛を注いでくれてありがとうございました。みなさん大好きです」とメッセージを贈り、卒業コンサートの幕を閉じました。

キャプテンとして約7年、NMB48を支えてきた小嶋。自身の歩みを象徴する楽曲と、メンバーや卒業生たちと共にアイドル人生の集大成をまっすぐに届けたラストステージは、笑顔と涙に彩られた特別な時間でした。この日もまた、NMB48の歴史に深く刻まれました。
【セットリスト】
M00:Overture
M01:僕らのユリイカ
M02:高嶺の林檎
M03:憧れのポップスター
M04:重力シンパシー
M05:届かなそうで届くもの
M06:ハート型ウイルス
M07:クロス
M08:10クローネとパン
M09:夢へのプロセス
M10:プライオリティー
M11:わるきー
M12:難波愛
M13:僕だって泣いちゃうよ
M14:ガールズルール/乃木坂46
M15:てっぺんとったんで
M16:欲望者
M17:挑発の青空
M18:※ダンス
M19:最高に下品なアタシ
M20:夏のDestination
M21:卒業旅行
M22:恋なんかNo thank you!
M23:渚サイコー!
M24:しがみついた青春
M25:夢は逃げない
M26:がんばらぬわい
M27:初恋至上主義
M28:抱きしめちゃいけない
M29:青春のラップタイム
EN1/M30:みんな大好き
EN2/M31:結晶
EN3/M32:ずっとずっと
EN4/M33:僕らのユリイカ