【エルが体を張って大活躍】
本作を見る前、エルはきっとプレデターに囲まれたプリンセス的な立ち位置ではないかと思っていたのですが、全然違いましたね。
プレデターと同志になるめっちゃ明るく気が強いキャラクターのアンドロイド。ほぼ上半身だけのお芝居ですが、ティアのキャラクターをしっかり印象付け、バトルでぶっ飛ばされたり、ドロドロに汚れたりしながら観客をスクリーンに釘付けにするところはさすがスター俳優エル・ファニング。
Thia (Elle Fanning) in 20th Century Studios’ PREDATOR: BADLANDS film. Photo courtesy of 20th Century Studios. © 2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
こんなにアクションできるんだ、とエルの底力に圧倒されっぱなしでした。
【ティアの下半身の行方と死闘にハラハラ】
デクとティアは伝説のプレデター狩りに突き進んでいきますが、バトルはハードを極め、デクとティアは全方位、敵に囲まれる展開に。もう見ているこちらはヒヤヒヤですよ。
さらに、ティアの下半身も見つかるのですが、なかなか上半身に装着できなくて、もうちょっとでドッキングというところに敵のプレデターがドスドスとぶち壊しにやってきたりして、ハラハラしっぱなし!
実はティア、巨大多国籍企業ウェイランド・ユタニ社が作り出したプロダクト。この巨大企業がプレデターのバトルに参戦してくるんですよ。この企業で主導権を握ってたのは……この先はぜひ映画館でたしかめていただきたい!
Dimitrius Schuster-Koloamatangi as Dek in 20th Century Studios’ PREDATOR: BADLANDS film. Photo courtesy of 20th Century Studios. © 2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
『プレデター』シリーズにエルが出演したことでファンの幅を広げること必至。皆さんに観ていただきたいのですが、プレデターの造形やネチャネチャした質感はグロめなので、一応注意喚起しておきます。 とはいえ、おもしろいことは間違いない! エルの活躍を是非その目で見届けてください。
『プレデター:バッドランド』
2025年11月7日(金)より全国ロードショー
監督:ダン・トラクテンバーグ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
出演:エル・ファニング、ディミトリウス・シュスター・コロアマタンギ
©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
執筆:斎藤香
Photo:©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

