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ハミルトンの”悪夢”は続く。サンパウロGPは1周目に2度の接触「フェラーリでドライブするという夢との狭間で揺れている」

ハミルトンの”悪夢”は続く。サンパウロGPは1周目に2度の接触「フェラーリでドライブするという夢との狭間で揺れている」

フェラーリのルイス・ハミルトンは、F1サンパウロGPの決勝レースを途中リタイア。”悪夢”のような結果を受けて、言葉少なだった。

 13番グリッドからスタートしたハミルトンは、スタート直後のターン1でカルロス・サインツJr.(ウイリアムズ)と接触しコース外にはじき出されてポジションを落とすと、オープニングラップの最終コーナーではフランコ・コラピント(アルピーヌ)に追突してしまった。

 コラピントとの接触により、フロントウイングが破損した上5秒のタイム加算ペナルティを受けることになったハミルトン。結局、フロアにダメージを負った可能性があるとして、37周でリタイアすることになった。まさに散々なレースとなってしまった。

 ハミルトンはスカイ・スポーツF1のインタビューに応えたが、口数はかなり少なかった。

「これは悪夢だ。僕はここしばらくの間、こんな悪夢のような状況に陥っている。この素晴らしいチームでドライブするという夢と、そして僕たちが経験してきた結果という悪夢との狭間で揺れ動いている」

「浮き沈みがあるんだ。チャレンジングだよ。僕は明日には立ち直って、トレーニングを続ける。チームと協力し続ける。今週末は、チームにポイントをもたらしたかった。次のレースでは、できる限り強い姿で復帰し、挽回しようと思う」

 フェラーリにとって、サンパウロGPでの悪夢はそれだけではなかった。レース6周目、セーフティカー明けの1コーナーで大外を走っていたシャルル・ルクレールが、イン側で起きたオスカー・ピアストリ(マクラーレン)とアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)の接触の煽りを受け、リタイアに追い込まれたのだ。

 しかしそれまではルクレールが好調だったことから、ハミルトンはすべてを悲観的に捉える必要はないと語った。

「まったく良い点がないと言うのは間違いだろう」とハミルトンは Viaplay に語った。

「予選でのシャルルのパフォーマンスを見れば、このマシンには確かにスピードがあることがわかる」

「しかし、現時点では、こうした困難を乗り越えなければならない。この困難が将来、僕の人生と運命に素晴らしい何かをもたらすと信じなければならない」

「僕はこのチームと、僕たちが一緒に達成できることを、今でも心から信じている。ただ努力を続け、自分の持てる力をすべて出し続けるだけなんだ」

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