MotoGP第21戦ポルトガルGPの決勝で、フランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)は攻めていた結果として転倒に終わったと話した。
バニャイヤはポルトガルGP初日のFP1では苦戦したが、その後はある程度復調。予選では4番手を確保していた。
決勝レースでも4番手を走っていたバニャイヤだったが、レース中盤の11周目に転倒。日本GPでの圧倒的なダブルウィン以来、彼は不調に悩まされてきたが、またしても結果を残すことができなかった。
「望んでいたような結果じゃない」と、バニャイヤは言う。
「でも今回のレースで期待できたベストリザルトが4位だったんだ。そして僕は、全力でその位置でレースを終えようとしていたけど、そこでフロントを滑らせてしまった」
「ハードにプッシュしていれば、こういったことは起こり得るものだ」
バニャイヤは転倒した際は5番手のファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)に2秒差をつけていた。そのことを考えればマネジメントに徹することもできたのではないかとメディアから指摘されると、彼はプッシュしていた理由を次のように説明した。
「勝利を目指すライダーとして、僕は後ろじゃなくて前のライダーのことを考えている。(3番手を走っていた)アコスタ(ペドロ・アコスタ/KTM)の方が速くて、追いつくのは難しかったとしても、追いつきたかったんだ」
なおポルトガルGPではマルコ・ベッツェッキ(アプリリア)が勝利した結果、ランキング3位の座はベッツェッキがほぼ確定させた。35ポイント差がついたため、最終戦で相手がノーポイントに近い大崩れとならなければ、バニャイヤには逆転の可能性が無いのだ。
バニャイヤはランキングについて「正直、僕と戦っているライダーは、ベッツェッキを含めて僕よりもはるかにランキング3位に値するよ」と語った。
バニャイヤにとってドゥカティのライダーとなってから最も困難なシーズンが1週間後のバレンシアGPで終わろうとしている。今年最後のレースに向けて、バニャイヤはゼロからのスタートにしたいと意気込んだ。
「率直に言ってゼロからのスタートにしたい。立ち止まるんじゃなくね」
「ここ2戦のように、少し違った方法で取り組んだりしてみたいと思う。大変な瞬間となっているけど、ここ2戦は良い仕事ができているから、そこから更に前進していく事が必要だ」

