F1サンパウロGPを13位でフィニッシュしたカルロス・サインツJr.(ウイリアムズ)。曰く、スタート直後にルイス・ハミルトン(フェラーリ)と接触したことでフロントウイングにダメージを負っていたため、厳しいレースを強いられることになったという。
サインツJr.は15番グリッドから決勝レースをスタート。しかしターン1でハミルトンと横並びとなり、接触してしまう。これでポジションを大きく落としたのはハミルトンの方だったが、サインツJr.もマシンに大きなダメージを負っていたようだ。
「ああ、ルイスにイン側に押し込まれたんだと思う。アウト側にいたのは、たぶんルイスだと思う。それでフロントウイングにダメージを受け、それが残りのレースを妨げることになった」
「フロントウイングで発生するダウンフォースを、大きく失ってしまった。マシンの調子も落ちてしまった。でもなんとかレースに生き残って、ポイント争いに加わることができた」
「何台かをアンダーカットしようとした時に、ピットストップが遅くなってしまった。それで、また後退してしまった。そこからとにかくポイントを目指し続けた。それで11番手から12番手くらいの場所を、ダメージを負ったマシンで粘り強く走り続けた」
「最終的には、ポイントまであと数秒というところまで迫った。ダメージやピットストップの遅れがなければ、ポイント圏内でフィニッシュできた可能性もあるだろう。少なくともマシンは、週末を通じてずっと良い感触だった」
ただウイリアムズは、フロントウイングを交換しないことを決断したという。
「交換すると、失うタイムが大きすぎる。だからフラップを立てて調整し、思い切って攻めたんだ」
サインツJr.は体調不良により、木曜日のメディアセッションを欠席。この日曜日にようやく本調子に戻ったところだったという。
「今日初めて100%の調子を取り戻した。実際、マシンのフィーリングもかなり良くなった」
サインツJr.はそう認めた。そして残りはラスベガスから始まる3連戦。彼は自分のマシンに合うコースを走るのを楽しみにしているという。
「チームとして、常に僕らの弱点となっている長い中速コーナー、長い低速コーナーをどう改善できるか、それを理解することこそが重要なんだ」
「幸運なことに、次のラスベガスは、今回とは全く逆の特性を持つコースだ。ここで強かったマシンはラスベガスでは苦戦するだろうし、その逆もまた然りだ」
「チームとして、カタールや今回のようなコースで弱点となった問題を克服する必要がある。だからチームとしても、その点に取り組み続けたいと思っている」

